鬼殺隊最強の隊士達で十二鬼月とも対等に渡りあえる、鬼殺隊の要、それが柱達です。
今回はそんな柱達がどの順番で柱になったのかを作中にちりばめられたヒントを回収していきながら考察していきたいと思います。
一部、はっきりしない部分は他のヒントを元に予想しているので、是非最後までご覧ください!それではスタートです。
①岩柱:悲鳴嶼行冥
鬼殺隊最強の戦士、岩柱:悲鳴嶼行冥。最終決戦時点で27歳と、現柱の中では最年長となっています。彼が現柱の中では一番古い存在だと思われます。
1つ目の根拠は、悲鳴嶼の回想の中で産屋敷耀哉との出会いのシーンがあったのですが、その時の耀哉の顔の痣のようなものがほとんどなく、耀哉の元々の顔がはっきり見えること、また亡くなる時にはおそらく目が見えなくなっていました耀哉が、まだしっかりと目が見えているようでした。
お館様、産屋敷耀哉の病気か呪いによる顔の痣のような、ただれのようなものに関しては、ここでは「痣」として話を進めます。
他の柱の回想シーンでも若かりし頃の耀哉が登場することがあるのですが、他の柱との回想シーンの中では、顔に痣が少し出現していたり痣が広がっていたり、と耀哉の顔の痣は話の全体像の時系列を把握する上で1つの基準となりそうです。
そう考えると、現柱の中では悲鳴嶼が一番最初に柱入りした、と考えて間違いないと思います。
もう1つの根拠が、風柱:不死川実弥の回想のシーンです。実弥が柱に昇格して初めての柱合会議のシーンで、悲鳴嶼の後ろ姿が描かれている場面があります。
こうした点から、悲鳴嶼行冥 は現柱の中で最も早い時期に柱入りしているということが考えられるのです。
②音柱:宇髄天元
音柱:宇髄天元の年齢は23歳で柱の中では悲鳴嶼に次いで年長者です。
天元は悲鳴嶼の次に柱になった可能性が高いと思われます。
その根拠の1つ目が、悲鳴嶼の時と同様にお館様の顔の痣の進行状況です。
この回想シーンの中では、耀哉の顔には左目の部分に少し痣が進行しているようですが、まだ目は見えている様ですし、痣の範囲もそんなに広くありません。
その進行状況から推察すると悲鳴嶼の回想よりも後の出来事であるということがわかります。
2つ目の根拠は、これも悲鳴嶼と同様になるのですが、不死川実弥が柱入りした時の柱合会議でのシーンで、この時、悲鳴嶼と同様に天元と思しき人物の後ろ姿が描かれているのが分かります。
このことから考察すると、宇髄天元は不死川実弥よりも先、悲鳴嶼よりも後に柱になったということが言えるでしょう。
③水柱:富岡義勇
冨岡さんと言えば、鬼滅の刃の中でもかなり人気のあるキャラクターです。
胡蝶カナエと冨岡義勇はどちらが先に柱になったのか、確定できる描写はないのですが、あくまでもここでは冨岡義勇が先に柱になったとして進めたいと思います。
根拠の1つ目は、先ほどご紹介した2名と同様に、不死川実弥が初めて参加した柱合会議の様子を見てみると、冨岡さんらしき後ろ姿の柱がいることです。
作中では特にセリフがあるわけでもありませんし、正面から描かれているわけではありませんが、特徴的な模様の半々羽織は冨岡さんで間違いないでしょう。
また、根拠の2つ目は外伝作品において、胡蝶しのぶよりも先に柱になっていることが示唆されていることです。
冨岡義勇外伝の中で、鬼との戦い後、その顛末に心を痛めるしのぶに対して「俺たちは柱だ」と声をかけるシーンがあります。
これは、柱になったばかりの胡蝶しのぶに対して「一緒に柱として頑張っていこう」という気遣いだったことが示されています。
その点から考えても、冨岡さんはしのぶよりも早く柱になった、ということが分かります。
④花柱:胡蝶カナエ
花柱:胡蝶カナエは蟲柱:胡蝶しのぶのお姉さんにあたる人物です。
生きていれば、蛇柱の伊黒、風柱の不死川、水柱の冨岡と同じ21歳でした。
再度になりますが、冨岡さんと胡蝶カナエはどちらが先に柱になったか決定的な描写がないため、あくまでも冨岡さんが先、カナエが後、として進めていきたいと思います。
胡蝶カナエは宇髄天元、冨岡義勇の次に柱になった可能性が高いと思います。
その根拠の1つ目は、これまでご紹介してきた3人と同様、不死川実弥の初めての柱合会議での場面です。
後ろ姿がしっかり描かれています。
カナエの特徴といえば両サイドを蝶の髪飾りで結んだ髪型ですが、参加しているのがしっかりとわかりますよね。
少なくとも不死川実弥よりも早く柱入りしていることは間違いなさそうです。
2つ目の根拠はカナエが4年前に亡くなっている、という事実です。このときしのぶは14歳だったということが、大正コソコソ話で明かされています。
最終決戦時のしのぶの年齢が18歳である、ということが明かされているので、4年前より更に前には柱になっていた、ということが分かります。
これらのことから、胡蝶カナエは少なくとも宇髄天元や冨岡義勇の次に柱入りしたということがわかります。
⑤風柱:不死川実弥
風柱:不死川実弥が柱になった順番としては、冨岡義勇や胡蝶カナエの後だと想定できます。
根拠の1つ目はお館様、産屋敷耀哉の顔の痣の進行状況です。
実弥が柱になって初めて参加した柱合会議で耀哉の顔がしっかりと描かれている部分があります。
この時の左目の痣は目を覆う程の範囲でした。
この範囲は宇髄天元の回想に出てきた痣よりも進行していることがわかるので、宇髄天元より後に柱になったことは確実です。
また、不死川が初めての柱合会議に参加した時点で、ここまで紹介してきた4名は確認できますが、他の柱は確認できませんので不死川実弥はこの4名の次に柱になったと考えられます。
⑥蟲柱:胡蝶しのぶ
鬼殺隊の中で唯一、鬼の首を斬れない剣士、蟲柱:胡蝶しのぶです。
しのぶは物腰やわらかな女性で常に冷静、どんな時にもちゃんと意見を言える、まとめられる女性で年齢は18歳です。
しのぶが柱入りしたタイミングですが、不死川実弥の後というのは確実そうです。
回想の中で、姉のカナエが亡くなった時点でしのぶはまだ柱ではありませんでしたし、実弥が柱入りしたタイミングではカナエはまだ生きていましたので、実弥の次あたりに柱になったのかと推察できます。
また、他の柱と比べてみると、煉獄杏寿郎よりも先に柱入りしていたことが確認できます。
煉獄杏寿郎外伝で、煉獄さんが炎柱の代わりに柱合会議に参加した時に、しのぶは柱として柱合会議に参加していました。
ちなみに、この時の耀哉の痣の進行状況は、顔の半分くらいまで進行していておそらく左目はもう見えていないでしょう。
これらのことから、しのぶが柱入りしたのは、実弥の後で煉獄杏寿郎よりも前ということがわかります。
⑦炎柱:煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎は無限列車編で大活躍し、上弦の参:猗窩座との戦いで命を落としてしまいますが、その後の炭治郎達に大きな影響を与えた人物です。
煉獄さんはしのぶの後に柱になったと考えられます。
その理由としては、さきほど胡蝶しのぶの所で触れた通り、煉獄杏寿郎外伝で柱合会議に参加した時の柱の面々です。
その際、先ほどまでお伝えした5名が描かれていて、会議に参加した実弥が「なぜ柱でもない隊士がここへ?」と言っていますので、参加している5人が柱で、煉獄さんが柱ではない、ということがわかります。
この時にお館様から命じられた十二鬼月を討伐したことで柱に昇格しています。
また、他の柱との関係性を見てみても、しのぶの後で、まだ紹介していない柱よりは前、と
以上のことから、煉獄杏寿郎が柱入りしたのは胡蝶しのぶの後、ということが言えるでしょう。
⑧蛇柱:伊黒小芭内
蛇柱:伊黒小芭内は左右の目の色が違うオッドアイと口元を覆っている包帯、そしてネチネチとした性格が特徴の青年です。
伊黒さんが柱になった順番ですが、煉獄杏寿郎外伝の柱合会議のシーンで伊黒さんの姿がないことから、煉獄さんよりも後だということが推察できます。
また、伊黒さんと甘露寺さんの出会いのシーンでも、お館様のお屋敷で道に迷った甘露寺さんを伊黒さんが助けた、というシーンが描かれていますので、初めてお屋敷に来て迷っていた甘露寺さんと、初めて訪れたわけではない伊黒さん、と考えると伊黒さんの方が先に柱になっていたことが推察されます。
⑨恋柱:甘露寺蜜璃
恋柱:甘露寺蜜璃の年齢は19歳で、柱になったタイミングは煉獄さん、伊黒さんよりも後だと推察できます。
その根拠の1つ目は、煉獄さんが柱になったタイミングでは柱入りしていないこと、先ほど煉獄さんのパートでお伝えした通り、公式ファンブックで炎柱の煉獄さんの継子だったことです。
そして、先ほどの伊黒さんとの馴れ初めを考えても煉獄さんと伊黒さんよりも後、と考えるのが妥当であると考えられます。
⑩霞柱:時透無一郎
霞柱:時透無一郎は無感情そうなどこか心ここにあらず、という表情が印象的な少年です。
現柱の中で無一郎は一番最後に柱入りしたと考えられます。
その根拠としては、柱になる前の煉獄さんが登場した柱合会議の場にいないこと、そして無一郎の14歳という年齢です。
これは一番年の近いしのぶとも4歳差でかなり異例の若さと言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか?どの順番で柱になったのかを考察してきましたが、あなたの予想と一緒でしたでしょうか?
中には不確定要素が残る柱もいたので、もし他に作中でヒントを見つけたりしたら是非教えてくださいね!
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