鬼滅の刃に登場し、鬼殺隊最高峰の剣士である柱の中でも最強と評される実力を持つ悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)。
元々持っていた素質を厳しい修行で鍛え上げた事で上弦の壱の黒死牟(こくしぼう)が称賛する程の肉体を生み出し、柱の中でも最年長であるのでリーダーを務めています。
そんな悲鳴嶼ですが、出番が主に終盤なのにもかかわらず、数多くの名言を放っているのです。
今回はそんな悲鳴嶼の名言と迷言を紹介していこうと思います。
- 鬼滅の刃悲鳴嶼行冥の名言
- ①「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ可哀想に。生まれて来たこと自体が可哀想だ」(第6巻第45話)
- ②「あああ…鬼に取り憑かれているのだ。早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」(第6巻第45話)
- ③「これ以上柱が欠ければ鬼殺隊が危うい…死なずに上弦2体を倒したのは尊いことだ」(第15巻第128話)
- ④「承知…お館様が1日でも長くその命の灯火燃やしてくださることを祈り申し上げる…あまね様も御心を強く持たれますよう…」(第15巻第128話)
- ⑤「座れ…話を進める…一つ提案がある…」(第15巻第129話)
- ⑥「心頭…滅却すれば……火もまた涼し……ようこそ…我が修行場へ…」(第15巻第133話)
- ⑦「最も重要なのは体の中心…足腰である。強靭な足腰で体を安定させることは正確な攻撃と崩れぬ防御へと繋がる」(第16巻第134話)
- ⑧(しかしやはりこの子供は違う…)(第16巻第135話)
- ⑨「疑いは晴れた。誰が何と言おうと私は君を認める。竈門炭治郎」(第16巻第135話)
- ⑩「しかし君は逃げず目を逸らさず嘘をつかず素直でひたむきだった」(第16巻第135話)
- ⑪「私の訓練は完了した…よくやり遂げたな……」(第16巻第135話)
- ⑫「御意、お館様の頼みとあらば」(第16巻第139話)
- ⑬「安心しろ…皆同じ思いだ」(第16巻第140話)
- ⑭「不死川…口の利き方というものがわからないようだな…」(第19巻第168話)
- ⑮「我ら鬼殺隊は百世不磨。鬼をこの世から屠り去るまで…」(第19巻第168話)
- ⑯「ここで負けては元の木阿弥。今使うも止む無し!!」(第19巻第169話)
- ⑰「例え痣が出なかったとしても鬼殺隊である限り明日の命の保証はない。何を今更己が命など惜しもうか。そのような生半の覚悟で柱になる者などおらぬ。甚だしき侮辱。腸が煮えくり返る」(第20巻第170話)
- ⑱「我らは人として生き人として死ぬことを矜持としている。貴様の下らぬ観念を至上のものとして他人に強要するな」(第20巻第170話)
- ⑲「不死川――!!攻撃の手を緩めるな!!畳み掛けろ!!玄弥と時透の命を 決して無駄にするな!!」(第20巻第176話)
- ⑳「時透…お前たちのお陰だ…お前たちのお陰で勝てた…心から感謝と尊敬を…若い身空で…本当に…最期まで立派な…必ず無惨を倒して其方へ行く。安心して眠れ」(第21巻第179話)
- ㉑「…不死川、行かねばならぬ、顔を上げろ。無惨を倒すまで終わりではない」(第21巻第179話)
- ㉒「遅れてすまない」(第21巻第185話)
- ㉓(伊黒の赫刀に続き人数が増えたのは有難い!!よく来てくれた。僅かながら余裕ができたアレをやれる!!)(第22巻第190話)
- ㉔(僅かながらの余裕だが戦力が増して集中できる。透き通った感覚で無惨の体を補足すれば戦いに有効な情報を得られるはずだ)(第22巻第191話)
- ㉕「私は手遅れだ。貴重な薬を溝に捨てることになる。他の若者たちの所へ行ってくれ」(第23巻第200話)
- ㉖(そうだ明日さえ…来ていたら…)(第23巻第200話)
- ㉗「そうか…ありがとう… じゃあ行こう…みんなで… 行こう…」(第23巻第200話)
- 鬼滅の刃悲鳴嶼行冥の迷言
- 鬼滅の刃悲鳴嶼行冥の名言と迷言について!まとめ
鬼滅の刃悲鳴嶼行冥の名言
まずは悲鳴嶼の名言を紹介します。
名言は以下の通りです。
①「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ可哀想に。生まれて来たこと自体が可哀想だ」(第6巻第45話)
1つ目は柱合会議の時に姿を見せた時に発した言葉です。
言葉からすれば炭治郎の外見を見てそんな印象を抱き、後半の言葉は鬼を連れているから不運という意味なのでしょう。
そうだとしても炭治郎は普通に暮らしていたのにも関わらず悲劇にあったので、これは言い過ぎではないかなと思いますね。
②「あああ…鬼に取り憑かれているのだ。早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」(第6巻第45話)
2つ目は炭治郎が禰豆子が鬼だけど人は食べないと言った時に発した台詞です。
炭治郎が言っている事は勿論間違っていませんが、悲鳴嶼からすれば信じられませんし、禰豆子という鬼に支配されて言わされているんだと思っての台詞なのでしょう。
最後の方はこれ以上支配されている姿を見るのは辛いから、死という名の救済をして楽にさせようと言う意味なのでしょうね。
③「これ以上柱が欠ければ鬼殺隊が危うい…死なずに上弦2体を倒したのは尊いことだ」(第15巻第128話)
3つ目は無一郎と甘露寺が上弦の鬼2匹を倒した後の柱合会議の時に言った台詞です。
ここまで上弦の鬼は倒されていますが、同時に鬼殺隊の戦力も減っている状態。
煉獄杏寿郎は命を落とし、宇随天元は引退に追い込まれたので、重傷を負ったとはいえ再起不能になった訳ではないので見事倒した甘露寺達を褒め称えた台詞と言えます。
④「承知…お館様が1日でも長くその命の灯火燃やしてくださることを祈り申し上げる…あまね様も御心を強く持たれますよう…」(第15巻第128話)
4つ目はお館様の産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)が病状なので、代わりに会議を取り仕切る事になったあまねに言った台詞です。
出来るなら無惨を倒すまでは生きていてほしいという耀哉への励ましとあまねへのフォローをすると言う実に年長者らしい台詞と言えるんじゃないかと思います。
⑤「座れ…話を進める…一つ提案がある…」(第15巻第129話)
5つ目は一触即発状態になった冨岡と実弥の喧嘩を止めた後に言った台詞です。
冨岡はさっさと帰ろうとするし、実弥は口で言っても止まるような人物じゃないのは悲鳴嶼が一番分かっています。
なので敢えて数珠の音を鳴らして実弥を黙らせて冨岡を帰らせずに、自身の意見を述べようとするという両者の性格を熟知した行動と台詞と言えるんじゃないでしょうか。
⑥「心頭…滅却すれば……火もまた涼し……ようこそ…我が修行場へ…」(第15巻第133話)
6つ目は柱稽古で自分の稽古場にやって来た炭治郎と善逸に言った台詞です。
この時の悲鳴嶼は火の中で念仏を唱えるポーズを取り、肩は巨大な丸太で固定している状態で喋ったので2人を驚愕させました。
⑦「最も重要なのは体の中心…足腰である。強靭な足腰で体を安定させることは正確な攻撃と崩れぬ防御へと繋がる」(第16巻第134話)
7つ目は炭治郎達に自分の稽古場でする事の意味を説明する台詞です。
言っている事に関しては尤もではありますが、内容が滝行、丸太運び、岩押しと言うきつい修行なので善逸も思わず気絶してしまいました。
⑧(しかしやはりこの子供は違う…)(第16巻第135話)
8つ目は炭治郎の話を受けて思った台詞です。
悲鳴嶼は炭治郎が禰豆子より里の人を最優先に動いた事を褒めるも、炭治郎はその判断をしたのは禰豆子だから褒めないでほしいと言いました。
悲鳴嶼は過去の事で子供に対しては疑り深くなっていましたが、炭治郎は他の子供とは違うと感じて心の中で発したのです。
⑨「疑いは晴れた。誰が何と言おうと私は君を認める。竈門炭治郎」(第16巻第135話)
9つ目は炭治郎の事を認めた際の台詞です。
炭治郎は8つ目の悲鳴嶼の心の声の後に、自分は何時も他の人達のお陰で選択をミスしていないだけだから、本当に褒めなくて大丈夫と言いました。
この柱稽古では殆ど炭治郎は嘘をついていない事を確信し、同時に前回の会議の時の言葉にも嘘はなかったと感じたからこそ認めたのでしょう。
⑩「しかし君は逃げず目を逸らさず嘘をつかず素直でひたむきだった」(第16巻第135話)
10個目は自身の過去を炭治郎に語って、子供に対して疑うようになったし、炭治郎の事も疑っていたと言った後の台詞です。
最初の柱合会議の後は炭治郎にとって苦難の連続ばかりで、本当だったら逃げ出してもおかしくありません。
しかし炭治郎は禰豆子を元に戻し、無惨を倒すと言う目的を諦める事無く、ここまで頑張ったので悲鳴嶼の中で炭治郎は嘘をつかず素直でひたむきだったと言う評価に繋がったのでしょう。
⑪「私の訓練は完了した…よくやり遂げたな……」(第16巻第135話)
11個目は炭治郎の頭をなでながら言った台詞です。
勿論修行をちゃんとやり遂げたと言うのもありますが、炭治郎の頭をなでていた時に昔の事を思い浮かべていました。
そのため表情も柔らかくなっていて、子供を褒めるかのように優しく言っていたのです。
⑫「御意、お館様の頼みとあらば」(第16巻第139話)
12個目は耀哉からの頼みを引き受けた時の台詞です。
耀哉はいずれ無惨が来ると確信していて、その時に自分を囮にしようとしていたので悲鳴嶼には他の柱に秘密にするように頼みました。
本当だったら囮なんて事はしないでほしいと思っていたでしょうが、最期となるかもしれない願いを聞き入れてやらないといけないという想いもあったから引き受けたのでしょう。
⑬「安心しろ…皆同じ思いだ」(第16巻第140話)
13個目は無一郎に耀哉の最期を話し、憤る無一郎に対して言った台詞です。
この発言の時の悲鳴嶼は血管が浮き出るくらい怒りの表情をしていました。
最年長なので無一郎みたいに怒りの声を発する事はしませんでしたが、内心では無一郎と同じくらい怒り狂っていた筈。
なので怒りを滲ませるかのように物静かに発したのでしょう。
⑭「不死川…口の利き方というものがわからないようだな…」(第19巻第168話)
14個目は過去、耀哉に対して暴言を吐いた実弥に対して言った台詞です。
実弥が初めて柱合会議に来た時、先頭切って戦うわけじゃないのに安全圏で指示する耀哉が気に入らず、当時は同期のが命を落としたばかりだったので暴言を吐きました。
大きな恩を受けていた悲鳴嶼からすれば聞き捨てならないと言わんばかりに静かに怒りを滲ませながら言ったのです。
⑮「我ら鬼殺隊は百世不磨。鬼をこの世から屠り去るまで…」(第19巻第168話)
15個目は黒死牟の前に姿を見せた時の台詞です。
百世不磨(ひゃくせいふま)はいつまでも消滅しないと言う意味であり、鬼を一人残らず始末するまでは鬼殺隊は消えないと言う事を伝えたくて言い放ったのでしょう。
⑯「ここで負けては元の木阿弥。今使うも止む無し!!」(第19巻第169話)
16個目は黒死牟を確実に倒すために痣を出現させるために言った台詞です。
本来なら無惨との戦いまで取っておく気でしたが、それでは厳しいと判断して痣を発現させる決意をし、上記の台詞を言いました。
⑰「例え痣が出なかったとしても鬼殺隊である限り明日の命の保証はない。何を今更己が命など惜しもうか。そのような生半の覚悟で柱になる者などおらぬ。甚だしき侮辱。腸が煮えくり返る」(第20巻第170話)
17個目は痣を出現させたことを嘆く黒死牟に言った台詞です。
黒死牟は痣を出現させたら寿命が短くなり、悲鳴嶼の場合はこの日のうちに命を落とすために研鑽された肉体が無意味になる事を惜しんでいました。
しかし悲鳴嶼はとっくに知っていて、仮に出ようが出まいが命懸けで戦う事には変わりないので、黒死牟の言葉はその覚悟をあざ笑ったのも同然と感じたため、怒りながら言ったのです。
⑱「我らは人として生き人として死ぬことを矜持としている。貴様の下らぬ観念を至上のものとして他人に強要するな」(第20巻第170話)
18個目は黒死牟の言葉に対して言い放った言葉です。
黒死牟は鬼になればその素晴らしい肉体を維持できると口にしました。
対する悲鳴嶼は人間のまま生きて命を落とす事を考えているので、自分勝手な考えを押し付けられていると感じて怒った言ったのです。
⑲「不死川――!!攻撃の手を緩めるな!!畳み掛けろ!!玄弥と時透の命を 決して無駄にするな!!」(第20巻第176話)
19個目は実弥に向けて言った台詞です。
この時玄弥と無一郎が命を賭して黒死牟に隙を作らせたので、これを突かないと2人の行動が無になってしまいます。
そのため一気に蹴りをつけるために実弥に向かって言いました。
⑳「時透…お前たちのお陰だ…お前たちのお陰で勝てた…心から感謝と尊敬を…若い身空で…本当に…最期まで立派な…必ず無惨を倒して其方へ行く。安心して眠れ」(第21巻第179話)
20個目は命を落とした無一郎や命尽き掛けようとしている玄弥に向けて言った台詞です。
2人とも悲鳴嶼よりも年下であり、色々やりたい事もあった筈なのに、若くして命を散らしてしまいました。
しかし2人がいなかったら黒死牟を倒せなかったのも事実なのでお礼を述べつつ、痣の影響もあっていずれそっちに行くから待っていろと言う意味なのでしょう。
㉑「…不死川、行かねばならぬ、顔を上げろ。無惨を倒すまで終わりではない」(第21巻第179話)
21個目は玄弥の死に悲しむ実弥に向けて言った台詞です。
悲鳴嶼にとって玄弥は弟子なので本当は実弥と同じ気持ちではあります。
しかしその悲しき気持ちは無惨を倒した後で吐き捨てるつもりだったので、行くように言ったのでしょう。
㉒「遅れてすまない」(第21巻第185話)
22個目は無惨相手に戦う冨岡達に駆けつけた時に言った台詞です。
駆けつけた時に甘露寺は助けてもらったのもあってホッとしたのか、泣いていました。
㉓(伊黒の赫刀に続き人数が増えたのは有難い!!よく来てくれた。僅かながら余裕ができたアレをやれる!!)(第22巻第190話)
23個目は伊之助達が助太刀に来た時に言った台詞です。
伊黒が赫刀で斬る事で無惨の再生力を弱体化させ、伊之助達が加勢して無惨に立ち向かってくれるので、自身の日輪刀を赫刀に出来る好機が生まれたので、上記の台詞を述べました。
㉔(僅かながらの余裕だが戦力が増して集中できる。透き通った感覚で無惨の体を補足すれば戦いに有効な情報を得られるはずだ)(第22巻第191話)
24個目は透き通った世界で無惨の肉体を見ようとした時に思った台詞です。
その結果、無惨の体の構造を知る事が出来、伊黒にも見るように伝えました。
㉕「私は手遅れだ。貴重な薬を溝に捨てることになる。他の若者たちの所へ行ってくれ」(第23巻第200話)
25個目は隊士達が薬を持ってきたのを察して言った台詞です。
無惨にやられた傷が深いのと、痣を発現させた代償を察したが故に、他の人達を助けた方がいいと言う考えに至り、このような台詞を言ったのでしょう。
㉖(そうだ明日さえ…来ていたら…)(第23巻第200話)
26個目は走馬灯で子供達の話を聞いた時の台詞です。
子供達は鬼が来た時に悲鳴嶼の指示を無視して逃げていましたが、本当は自分達なりになんとかしようとしていただけだったのが発覚。
そして明日になれば色々と話せたと言う子供達に対し、同意するかのように言ったのです。
㉗「そうか…ありがとう… じゃあ行こう…みんなで… 行こう…」(第23巻第200話)
27個目は子供達に対して言った言葉です。
自分の事を待っていた子供達と共にあの世に旅立つ事を決意した台詞と言えます。
そして同時に脈も無くなったので、隊士達は嘆き悲しんだのです。
鬼滅の刃悲鳴嶼行冥の迷言
次は悲鳴嶼の迷言について紹介します。
迷言については以下の通りです。
①「南無ネコ可愛い。南無ネコ可愛い…」(15巻表紙)
1つ目は猫を可愛がっていた時のシーンです。
悲鳴嶼は外見に似合わず猫が好きであり、同じく猫が好きな甘露寺とは気が合っていました。
そのため、猫を見つけて可愛がっていましたが、猫本人は非常に抵抗していたので、迷言となったのです。
鬼滅の刃悲鳴嶼行冥の名言と迷言について!まとめ
以上が悲鳴嶼の名言と迷言についてでした。
やはり最年長だけあるのか、名言が多かったと言う感じになりましたね。
それも言葉に重みがあるのを感じました。
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