TVアニメ化が決定した「刀鍛冶の里編」。
このエピソードで霞柱・時透無一郎とともにスポットライトが当たるキャラが恋柱・甘露寺蜜璃です。
人一倍惚れっぽい性格であるものの、弱いものイジメは許さず、果敢に鬼に立ち向かう姿はまさに鬼殺隊にふさわしいでしょう。
そんな甘露寺の声をつとめているのは花澤香菜さんです。
一体どういう声優なのか。これまでの代表作も含め、説明していきます。
甘露寺蜜璃役・花澤香菜さんのプロフィール
・花澤香菜さんのプロフィール
名前 | 花澤香菜(旧姓) |
あだ名 | 香菜ちゃん/香菜たん/はなざーさん/ざーさん |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1989年2月25日 |
血液型 | AB型 |
好きな食べ物 | 干し芋/パン |
職業 | 声優/女優/歌手 |
事務所 | 大沢事務所 |
デビューした年 | 2003年(女優は1990年代、歌手は2012年~) |
花澤香菜さんの代表作
花澤香菜さんといったら
- 「化物語」千石撫子
- 「AngelBeats!」天使/立華奏
- 「海月姫」倉下月海
- 「デュラララ!!」園原杏里
- 「PSYCHO-PASS」常守朱
- 「はたらく細胞」赤血球
- 「宇宙よりも遠い場所」小淵沢報瀬
- 「結城友奈は勇者である」乃木園子
- 「#コンパス 戦闘摂理解析システム」狐ヶ咲甘色
など元気のいい女の子から感情表現が乏しい女の子、公務員なお姉さんなど演じてきたキャラが様々です。
経歴・エピソード
しかし花澤香菜さんは元々声優を目指していたわけではなく、子役として活動していました。
子役時代はバラエティ番組「やっぱりさんま大先生」やドラマ「ガッコの先生」のレギュラーなど活躍していたものの、2006年のアニメ「ゼーガペイン」のカミナギ・リョーコを演じたことをきっかけに子役から声優へと移っていきます。
とはいえ女優業は現在も続行しており、2022年のドラマ「逃亡医F」にて河木マーサ役として出演しました。
声優としてのプロフィール・エピソードは充実しすぎているほど明らかになっており、例えば
- 干し芋が好きすぎて母親に干し芋だけが詰め込まれたお弁当をつくってもらった
- パンも大好きで、休日は推しパン探しをしている模様
- 私服のセンスをよくネタにされていたため、2019年4月1日に放送した「ポプテピピックTVスペシャル」にて盛大な中の人ネタとして愚痴った
など数えきれません。
2017年の同じく声優である小野賢章さんとの熱愛報道でも話題を呼び、交際を正式に認めたうえで2020年7月にゴールインしました。
声の特徴
声質は透き通った可愛い声。
声のトーンは低めな印象があるものの、聞きやすくて癒し系です。
声についてはファンをはじめ、「ゼーガペイン」の下田正美監督など色んな人たちから「綺麗」「癒される」など絶賛されており、この声質が人気になった理由だとも言われているほどです。
花澤香菜さんの代表作、「ニセコイ」小野寺小咲
花澤香菜さんの声の真髄、それは癒し系です。
その癒し系が発揮された作品としてよく紹介されているのが「ニセコイ」メインヒロインの1人・小野寺小咲となります。
小咲は「ニセコイ」主人公・一条楽の中学2年からのクラスメイトであり、楽が片思いしている少女でもあります。
そして小咲もまた楽に片思いしているのですが、楽が妹を含めて多くの女性とフラグを立てている・互いに奥手・告白のタイミングで邪魔が入るといった理由から関係がなかなか進展しません。
「奥手」と表現したように小咲は恥ずかしがり屋で、やや内向的ではあるものの、明るくて優しい女の子です。
どんな時も他人を優先してしまうため、貧乏くじを引きがちですが、その性格と見た目から小咲を慕う男子生徒たちは大勢います。(あと動物にも好かれている)
くっつきそうでくっつかない。もどかしい。甘酸っぱい。
不器用な初恋そのものな小野寺小咲と花澤香菜さんの声は「まさにイメージ通りだった」と称賛されています。
花澤香菜さんの代表作、「化物語」千石撫子
千石撫子ほど作中の展開でもメタ的な経歴でも起伏が激しいキャラはいないでしょう。
千石撫子は「物語」シリーズの主人公・阿良々木暦の母校に通う中学2年生であり、暦の妹・月火の友人です。
とても内気で人見知りが激しい性格で、無口でもあります。
その様子は「対人恐怖症」といっても過言ではないものの、笑い上戸・レトロゲーム大好き・勉強嫌いなど只の内気な女の子ではない一面も見せてくれました。
実際にその身体を使って暦に色仕掛けをしかけたりなど想いを寄せた相手にグイグイと詰め寄ったりなど男性視聴者を撃沈させたとか……
そのため人気急上昇したキャラなのですが、「囮物語」でその人気が揺らぐことに。
実は「内気で人見知りが激しい性格」は半分嘘で、本当の性格は他人に無関心・怠惰・わがままなど男性視聴者を魅了した「撫子」とは正反対でした。
そんな撫子は「囮物語」にて北白蛇神社の神「クチナワさん」と同化し、ラスボスとして君臨するのですが……この続き、「恋物語」に驚かない人はいなかったと思います。
とにかく撫子は「同一人物か?」と思うぐらい可愛い時や荒々しい時、慌てた時などギャップが激しいキャラです。
それを演じた花澤香菜さん。言うなれば撫子を見るだけで花澤香菜さんの実力が分かるような気がします。
花澤香菜さんの代表作、「PSYCHO-PASS」常守朱
「PSYCHO-PASS」の常守朱は花澤香菜さんが演じたキャラのなかで異彩を放つ主人公(ヒロイン)です。
人間の心理や性格を数値化し、人間が過ちを犯す前に罰せられる管理社会で犯人を追い詰める実行部隊「執行官」を取り締める「管理官」として朱は様々な犯罪と向き合うことに。
最初は真っすぐで明るい性格でしたが、第1・2期における事件や騒動によって挫折しながらも刑事として強かになっていく姿は見ごたえがあります。
簡単に言ってしまうと「かっこいいお姉さん」。「可愛いキャラだけじゃない」という花澤香菜さんの演技力を感じられるキャラです。
まとめ
恋柱・甘露寺蜜璃の声優は花澤香菜さんです。
子役から声優としてシフトした花澤香菜さんは面白いエピソードも相まって親しみやすい声優で、その声は透き通った可愛い声をしています。
代表作は「ニセコイ」の小野寺小咲・「化物語」の千石撫子・「PSYCHO-PASS」常守朱など多種多様です。
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