アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
今回は鬼殺隊が何故非公式の組織だったのかを考察していきます。
非公式だと言う事で警察に睨まれたりと、立場のせいで危機的状況に陥った事もしばしばあるのです。
それでも非公式を貫いたのはどうしてなのか、知りたい人は多い筈。
そのため、鬼殺隊が何故非公式の組織だったのかを考察していこうと思います。
鬼滅の刃鬼殺隊は何故非公式の組織だったのかを考察
それでは鬼殺隊が何故非公式の組織だったのかを考察していこうと思います。
理由としては以下の通りではないでしょうか。
理由①民衆には知られたくないから
理由の1つ目は民衆には知られたくないからだと思います。
無惨が鬼になったのは平安時代であり、この時代は余り戦が無かったころです。
ただ鬼殺隊を結成できたのは、武士が台頭し始めて来たばかりだったからではないでしょうか。
武士はこの頃は貴族の護衛を主にしていましたが、武芸しか出来ない武士達の事を貴族は見下していました。
その事を産屋敷家も知っていたので、スカウトして自軍に加えたのだと思います。
そうなって来ると戦いが起こるのではないか、産屋敷家が反乱を起こすんじゃないかと思う人達が出てきて、特に戦えない民衆は不安に感じる事でしょう。
無惨を倒したいけど、民衆を不安にはさせたくなかったし、鬼殺隊存在が民衆を不安がらせると感じた産屋敷家は非公式と言う形にして、知らない存在にしようとしたのでしょうね。
こうしてスカウトした者達を別宅へと移し、存在そのものを世間から消す手段を取ったのだと思います。
そしてその者達は鬼殺隊士となり、世間から完全に消えたのでしょう。
そのため、民衆は安心して暮らす事が出来、無惨を倒すまでの間鬼殺隊の存在を殆ど知らないまま暮らせたのです。
理由②当時の貴族達が信用しなかったから
理由の2つ目は当時の貴族達が信用しなかったからです。
アニメ刀鍛冶の里編のアニオリでは、無惨に軍隊を差し向けていた事からも無惨の存在は有名だったのでしょう。
無惨と連なる一族である産屋敷家と産屋敷家と親しい間柄の貴族達は早めに無惨を倒したいと思い、他の貴族達の手勢と組もうとしたのだと思います。
しかし、大部分の貴族達はそんな存在がいるわけないとか、迷信だとか言って信用しなかったのでしょう。
むしろ、産屋敷家等を小馬鹿にもしたんじゃないでしょうか。
無惨みたいな存在はどう考えても妖怪の類ですし、信じなかったのも無理はないと思いますね。
そのため産屋敷家は鬼殺隊を結成し、協力してくれた者達と共に事を行うしかなく、その存在も公にしたら反乱と言われる可能性がある事から、非公式にせざるを得なかったのだと思います。
他の貴族達が協力してくれれば、公の組織として活動できたかもしれません。
理由③政治的に利用されたくないから
理由の3つ目は政治的に利用されたくないからでしょう。
鬼殺隊の隊士は縁壱が来る前から、水、炎、岩、風、雷と独自の型を会得していました。
そして縁壱から教わった呼吸法を織り交ぜる事で威力は上昇しましたが、彼が来る前からそれなりの実力者が揃っていたのは確かだと思います。
そんな実力者達がいる部隊を権力者が利用したがるんじゃないでしょうか。
自分の護衛にしたり、政治的に争っている者を暗殺させようとしたりするのに利用する可能性が大。
ただ鬼殺隊は無惨や鬼を倒すための組織なので、産屋敷家としては政治の道具に成り下がらせたくはなかったでしょう。
そのため、公の組織ではなく産屋敷家に仕える非公式の組織にさせたんじゃないかと思いますね。
理由④戦争に駆り出されたくなかったから
理由の4つ目は戦争に駆り出されたくなかったからでしょう。
上記でも述べたように、鬼殺隊は縁壱が来る前からそれなりの実力者が集まった組織です。
そのため、戦争に参加するように命じられたこともあった筈。
鬼殺隊が参戦すれば戦に必ず勝てると思った者達は少なからずいた事でしょう。
中には自軍に加えて強化させようと言う腹積もりの者もいた筈。
しかしながら、鬼殺隊は人間じゃなくて鬼を倒すための組織なので、非公式にして世俗と関わらせないように産屋敷家がしたんじゃないかと思います。
理由⑤自分達の手で無惨を倒したかったから
理由の5つ目は自分達の手で無惨を倒したかったからです。
鬼殺隊は現代の面々を踏まえると、無惨や無惨に生み出された者達で溢れかえっています。
昔からそうであり、無惨に対して並々ならぬ憎悪を抱いていた事でしょう。
そのため、隊士達は無惨を正規軍に倒させたくないと言う思いがあったのだと思います。
産屋敷家も自分達の汚点の後始末を他の家にもしてもらう事で負担や迷惑をかけたくないと考えてかつ彼らの本懐を遂げさせるために、非公式の組織にして思う存分やらせるようにしたんじゃないでしょうか。
理由⑥無意味な犠牲を出したくないから
理由の6つ目は無意味な犠牲を出したくないからです。
上記でも述べたように鬼殺隊は家族や親友を鬼に始末された者達の集まりであり、死をも恐れていない者達ばかりだと思います。
産屋敷家も死んでほしくないと思いつつ、彼らの想いを尊重させて見送っていた事でしょう。
ただ鬼殺隊と何の関係ない人達は別です。
関係ない人達を巻き込んで死なせてしまったら不味いですし、仮に鬼殺隊が正規軍だったら政府に迷惑をかけてしまい、権力争いでいらない犠牲を出します。
それを恐れた産屋敷家は非公式の組織にして、政府に迷惑をかける事無く関係ない人達を助ける組織にしたのでしょう。
鬼滅の刃鬼殺隊は何故非公式の組織だったのかを考察まとめ
以上が鬼殺隊が何故非公式の組織だったのかを考察していこうと思います。
理由としては、あまり関係ない民に存在を知られたくなかったからでしょう。
変に存在を知ってしまうと怖がってしまいますからね。
ただ少なくとも、政府には伝えていた方が良かったんじゃないかなと思いますし、そうすればもっと被害も抑えられたんじゃないでしょうか。
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