アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
今回は刀鍛冶の里編から本格的に登場する不死川玄弥みたいな鬼の力を糧にする鬼喰いの剣士がどのように生まれたのかを考察していきますね。
呼吸法とは違い、どうやって能力を得られるか分からない鬼喰いの剣士はどんな経緯で生まれたのか、気になる人は多いのではないでしょうか。
なので使い手とどんな風に生まれるのかを考察していこうと思います。
鬼滅の刃鬼喰いの剣士の一覧
まずは鬼喰いの剣士の一覧について簡単に説明します。
果たして、どんな者達がいたのでしょうか!?
300年以上前の剣士
1人目は300年以上前の剣士です。
どんな外見だったのかは分かっていませんが、上弦の壱であり、鬼になる前は鬼殺隊の剣士だった黒死牟(こくしぼう)が300年以上前にいた事を言っていました。
その剣士は胴を切断された事で命を落としたのです。
不死川玄弥
2人目は風柱不死川実弥の実の弟である玄弥です。
玄弥は最初の頃は鬼喰いの力を自覚していませんでしたが、剣士としての才能が無い事の焦りから力を求めて鬼の肉を喰らった事で己の力を知りました。
それからはサブウェポンで日輪刀や南蛮銃を持ちつつ、鬼喰いの力で戦っていたのです。
多くの鬼を喰らってきた影響か、初登場時は炭治郎達と変わりなかった背丈が一回り大きくなっていました。
再生力も300年前以上の剣士よりも上で、黒死牟に胴体や両腕を切断されても死にませんでした。
黒死牟との戦いを実弥達と共に切り抜けるも、体に限界が訪れたので命を落とす事になったのです。
この2人以外いない
300年前以上の剣士と玄弥以外に鬼喰いの剣士はいません。
元々このような剣士はそうそう生まれなかったのでしょうし、玄弥や300年前以上の剣士も特異体質だからなれただけです。
普通だったらなれないものなので、日の呼吸と共に歴史に埋もれていった可能性があります。
基本、顎と消化器官が強い者がなれる
鬼喰いの剣士になるためには基本顎と消化器官が強い者しかなれません。
鬼の肉は普通の人間にとっては猛毒の可能性があり、しかもかなり硬いので頑丈な顎とどんなものでも吸収する消化器官が必要となってきます。
300年前以上の剣士と玄弥はそれに該当するのだと思いますね。
鬼滅の刃鬼喰いの剣士はどのように生まれたのかを考察
次は鬼喰いの剣士はどのように生まれたのかを考察していきますね。
上記でも述べたように鬼喰いの剣士になるためには基本顎と消化器官が強い者しかなれませんが、そうじゃなくてもなれるんじゃないでしょうか。
恐らくなれるかもしれない理由は、以下の通りではないでしょうか。
①飢餓状態で鬼の肉を喰らった
1つ目は飢餓状態で鬼の肉を喰らった可能性です。
上記でも述べたように鬼の肉は普通の人間が食べれるような代物ではないと思います。
しかし、飢餓状態だったらどうでしょうか。
飢餓状態だったらどんなに不味いものでも、どんなに硬いものでも、どんなに食べれないものでも食べて生き残りたい筈です。
目の前に鬼の肉があったら飢餓状態でも食べてしまうんじゃないでしょうか。
そして食べた結果、力を得た可能性は十分あると思います。
②清濁併せ呑む覚悟で鬼の肉を喰らった
2つ目は清濁併せ吞む覚悟で鬼の肉を喰らって力を得た可能性です。
清濁併せ吞むと言う言葉は心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる、よい面と悪い面を両方併せて持っているという意味で用いています。
鬼を倒すために呼吸だけじゃなくて鬼の力を得ないといけないと言う考えを持つ者もいた筈です。
その者が鬼の肉を喰らって力を得た可能性は十分にあるでしょうね。
③呼吸の才能がないから鬼の力を得るために鬼の肉を喰らった
3つ目は呼吸の才能が無いから鬼の肉を喰らって力を得た可能性です。
呼吸法と言っても使える者と使えない者がいて、使えても適性ではなかった者もいます。
使えない者は隠とかに所属する事になるでしょうが、中にはそれでも鬼と戦おうとする隊士がいたのではないでしょうか。
その者は初期の炭治郎や鬼殺隊に入る前の実弥みたいに日輪刀を使わずに鬼と戦い、動きを封じてから肉を食して力を得た可能性は十分にあると思います。
④鬼の事を知るために鬼の肉を喰らった
4つ目は鬼の事を知るために敢えて鬼の肉を喰らって力を得た可能性です。
鬼殺隊は鬼を倒すために結成された組織ですが、鬼は邪悪で人間を襲い、太陽に弱いと言う事以外は知らない事が多かったんじゃないでしょうか。
そのため、一部の者は鬼の事を知らない限り、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す事は出来ないんじゃないかと思ったと思います。
それ故に命を落とす事も覚悟のうえで、鬼の肉を喰らって鬼の事を知ろうとしたのでしょう。
しかし、細かいところまでは知る事は出来なかった代わりに鬼喰いの力を得た可能性はあると思います。
⑤同士討ちさせるために鬼の肉を喰らった
5つ目は同士討ちさせるために鬼の肉を喰らった可能性です。
鬼は際限なく増えていくので、一部の剣士は出来るだけ少なくしようと鬼の肉を喰らったんじゃないでしょうか。
鬼の肉を食って力を得られたら、鬼の匂いを纏う事が出来るのではないかと思います。
それで鬼に自分は味方だとアピールし、上手くいけば同士討ちも狙えると考えた筈です。
鬼の肉を喰らった時の心持ちによる可能性がある
ここまでの考察から、鬼喰いの剣士になるには顎や消化器官が優れているだけじゃなく、鬼の肉を喰らった時の心の持ちよう次第でなれる可能性があります。
勿論、顎や消化器官が優れているのも必要ですが、鬼殺隊士に必要なのでどんな事をしてでも鬼を倒す心の強さも必要となってきます。
生きるために鬼の肉を喰らってでも鬼を倒す、鬼を知るために命を落とすのを覚悟で鬼を食う、呼吸が使えない代わりに鬼の力を得るために肉を食う等と言う思考があれば、得られる可能性はあったと思いますね。
300年前以上の剣士もそうだったでしょうし、玄弥も鬼を喰らう際、鬼の力を身に着けてでも柱になって子供の頃に酷いことを言ってしまった実弥に謝りたいと言う思いがあったから力を得たんじゃないでしょうか。
鬼滅の刃鬼喰いの剣士はどのように生まれたのか?使い手とどう生まれたのか考察まとめ
以上が鬼喰いの剣士はどのように生まれたのか、使い手とどう生まれたのかについてでした。
顎や消化器官が強い者がなる可能性はあるものの、心の持ちよう次第でもなれる可能性はあるんじゃないでしょうか。
しかし、使い手がそんなにいない事から資質がある者は少なく、貴重な存在だったのだと思います。
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