アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
主人公の炭治郎は最初では主に水の呼吸を使っていましたが、日輪刀が黒色だった事から本来は日の呼吸が得意となっています。
炭治郎は父親の炭十郎からヒノカミ神楽を習っていて、そのヒノカミ神楽こそが日の呼吸だったので習っていた炭治郎も扱う事は出来るのです。
しかし水の呼吸を使う時よりも体力を消耗してしまうので、適性があるのに何故消耗する事になるのか気になるのではないでしょうか。
なので何故炭治郎は日の呼吸に適しているのに疲労が激しいのかについて解説していこうと思います。
鬼滅の刃何故炭治郎は日の呼吸に適しているのに疲労が激しいのか?
それでは何故炭治郎は日の呼吸に適しているのに疲労が激しいのかについて解説します。
理由については以下の通りです。
理由①炭治郎がまだ若いから
理由の1つ目は炭治郎がまだ若いからです。
炭治郎は鬼殺隊の剣士として行動をしていたのは15歳となっています。
鱗滝左近次の元で剣士としての訓練を受けましたが、それでも剣士としてはまだ若いです。
大人になっていけば力の抜きどころは分かって来ると思いますが、子供のうちは中々それが難しいと言えるでしょう。
そのため炭治郎はその若さゆえに日の呼吸に振り回されて、余計な体力を消耗して疲労が激しくなってしまっているのだと思います。
理由②炭治郎の体が日の呼吸に追いついていないから
理由の2つ目は炭治郎の体が日の呼吸に追いついていないからです。
炭治郎は最初から日の呼吸を使っていたわけじゃなく、累との戦いまではずっと水の呼吸を使っていました。
水の呼吸を使っていた事で体は水の呼吸しか使えない体になっていたのです。
そこでいきなり日の呼吸を使ってしまったら、体が「何時もの呼吸と違う」と言わんばかりに反応して体力を浪費してしまったのでしょう。
体がやった事ない事をやろうとしたら勝手が効きにくいでしょうし、それでもやろうとしたらやった事が無い事をやろうと肉体と脳をフル回転しないと行けず、その結果いらない体力を使ってしまうものでしょう。
そのため日の呼吸を使うための体じゃない炭治郎は使ったら無駄な体力を消費してしまうのです。
理由③まだ無駄な動きがあるから
理由の3つ目はまだ無駄な動きがあるからです。
炭治郎は炭十郎からヒノカミ神楽こと日の呼吸を見ているので、日の呼吸を使う事が出来ます。
しかし炭治郎は日の呼吸を新年の最初の晩に、日没から夜明けまで一晩中踊る事で、火の神に舞を奉納するために使っており、実戦では累との戦いまでは使っていませんでした。
そのため実戦で使うには無駄な動きが本人の知らないうちにあったんじゃないでしょうか。
無駄な動きが多いと言う事はその分いらない体力を消耗してしまい、疲労の濃度が増えてしまうのです。
炭治郎に日の呼吸を教えていた炭十郎も最初は疲労が多かったけど、命を落とす晩年は特に苦ではなかったので最初は苦労していても徐々に無駄な動きが無くなって慣れていったのでしょう。
対する炭治郎はまだ無駄な動きが多いから疲労が多いのかと思います。
理由④日の呼吸の適性が低いから
理由の4つ目は日の呼吸の適性が低いからではないでしょうか。
日の呼吸の適性がある人は日輪刀が黒い刀だった場合ですが、適性があってもその適性は高かったり低かったりするんじゃないかと思います。
適性が高ければ呼吸を使っても疲労も少なめですが、適性が低ければ呼吸を使えば使う程疲労が多くなってしまうものです。
炭治郎は適性が低かったせいで疲労が多かったんじゃないでしょうか。
理由⑤痣が薄く、赫刀に至ってないから
5つ目は痣が薄く、赫刀に至ってないからです。
日の呼吸の最初の使い手である継国縁壱はこの世に生を受けた時から頭部に大きな痣が発現していて、日輪刀も彼が握ると赫刀へと変化させていました。
炭治郎も痣が出ていましたが本人は火傷の跡だと思っていて、痣だとは思っていませんでした。
しかし本当は痣だったのですが、それでも完全に発現しているとは言い難かったので効果が出ているとは言えなかったのです。
そして赫刀も痣を発現させた者が、自分自身を危機へと追い込み、力を強く籠める事で出来る万力の握力と発熱で発現するものとなっています。
炭治郎の場合は使えませんが禰豆子の血鬼術を日輪刀と合わせる事で爆血刀にして、赫刀と同じ効果を得ていましたが似て非なるものなので赫刀全部が全部同じではありません。
それに爆血刀は禰豆子の存在が必要不可欠なので、炭治郎単体では使う事は出来ませんし、堕姫の時に赫刀を使えたように感じましたが完全ではないです。
炭十郎の場合は日輪刀を持っていませんが、痣らしきものがあったから普通に使えていたのでしょう。
この事からも痣や赫刀の両方がもしくは片方が使えないと日の呼吸を使ってもかなり疲弊する可能性があり、両方とも未熟な炭治郎では疲弊するのも無理ないんじゃないかと思います。
鬼滅の刃何故炭治郎は日の呼吸に適しているのに疲労が激しいのか?まとめ
以上が何故炭治郎は日の呼吸に適しているのに疲労が激しいのかでした。
日の呼吸は全ての呼吸の始まりと言える呼吸なので、色々未熟な者が使ってしまえば疲労が激しいのも当然と言えるんじゃないでしょうか。
しかし炭治郎は話が進むにつれて慣れが出てきたのもあったので、やはり慣れは必要なんだと思いますね。
そして日の呼吸を難なく使いこなせていた縁壱は改めて化け物である無惨が恐れる程の化け物だと言うのが分かります。
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