「鬼滅の刃」の我妻善逸は炭治郎の同期で、「鼓屋敷編」から炭治郎とともに修行や任務をやり遂げていく仲間です。
その性格はビビリ・ネガティブ・女の子大好きで、最初の頃は泣き叫びながら弱音を吐き出していました。
しかし一度気絶すると極度の緊張状態が解かれ、本当の強さを発揮。
壱ノ型しかできないものの、だからこそ極めた「雷の呼吸」で鬼を一閃します。
耳も良く、炭治郎と同じく鋭い聴覚は相手の感情を読み取れるほどです。
そんな善逸の担当声優は下野紘さんとなります。
今回はその下野紘さんのあれやこれやをご紹介していきましょう。
我妻善逸役・下野紘さんのプロフィール
・下野紘さんのプロフィール
愛称 | しもんぬ/ひろたん |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1980年4月21日 |
血液型 | B型 |
身長 | 168cm |
趣味 | ゲーム/料理/サイクリング |
職業 | 声優/歌手/ナレーター/タレント |
事務所 | アイムエンタープライズ |
デビューした年 | 2001年(歌手は2016年) |
特徴
下野紘さんは男性にしては声が高く(所謂テノール)、そのせいか少年・青年役を任されることが多いです。
また任されたキャラのほとんどがコミカルな立ち振る舞いをしたり、ムードメーカー的存在だったりなど感情豊かな性格をしています。
そんなキャラの明るさは下野紘さんも同様で、フレンドリーで子供っぽいところもあるとか。
他にもあまりにも童顔すぎて31歳になっても年齢確認を求められたり、唐揚げが好きすぎて「カラアゲニスト認定試験」で1問しか不正解を出さなかったりなど面白いエピソードがいくつもあります。
経歴
そんな下野紘さんが声優を目指したのは中学3年生でした。
この時の下野紘さんは受験やカノジョにフラれたことに気が沈んでおり、傷心を癒すために見たアニメ「無責任艦長タイラー」の主人公に心奪われ、さらには声優ラジオを聞いて声優の世界に憧れました。
その後、日本ナレーション演技研究所へ入所。
入所中には「アイムエンタープライズ」にも所属し、2001年にゲーム「リリーのアトリエ」でデビューします。
その1年後の2002年、「ラーゼフォン」の主人公に抜擢されたものの、実は当時の下野紘さんはアニメの収録は未経験でした。
しかし何とか出演し、半年後、講師や声優兼ナレーターでもある沢木郁也さんのアドバイスを受けて力の抜き方を覚えていったそうです。
(曰く、「力を入れ過ぎている」)
歌手活動は声優にデビューしてから15年経った記念として、また自分の殻を1つ破って成長するためにスタートしたものの、2020年8月に配信した番組放送にて休止することを発表しました。
詳しい日時・情報はまだ更新されていないものの、いずれにしてもまだ当分は下野紘さんの歌声を聞けると思います。
下野紘さんの代表作
「小林さんちのメイドラゴン」会田タケト
会田タケトは「小林さんちのメイドラゴン」の登場キャラで、「混沌勢」のドラゴン・イルルのパートナーキャラでもあります。
基本的にドラゴンのパートナーとなった人間たちは彼女・彼の正体を知らずに接しており、会田タケトもまたその1人です。
会田タケトは祖母が経営している駄菓子屋にイルルがアルバイトとして雇われたことをきっかけに出会い、以降、良くも悪くもイルルに振り回されています。
16歳の少年にしてはしっかりしているため、イルルが時折見せるズレに対して不信を抱くこともありました……が、イルルの元の性格である優しさや誠実さを目の当たりにするうちに彼女を受け入れるように。
ぶっきらぼうだけどなんだかんだ言って優しい会田タケトの表情を下野紘さんは見事に使い分けました。
「進撃の巨人」コニー・スプリンガー
「進撃の巨人」コニー・スプリンガーはエレンたちと同じ、第104期訓練兵団のメンバーです。
坊主頭と小柄な体格が特徴的ですが、コニーといったらバカであることに尽きるでしょう。
小柄な体格を生かした高い機動力は目を見張りますが、知能は低いほうで、座学も下から数えたほうが早いほど。
しかし当人はどこ吹く風で、自称「天才」を称しています。
とはいえ感性は普通で、むしろ良識的です。
そんな性格からサシャとは意気投合しているのですが、コニーの母親の巨人化やサシャの死などコニーもまた残酷な世界から逃げられませんでした。
極めつけは「進撃の巨人」のクライマックス、第138話でしょう。
この時コニーは仲間たちとともにエルディア人がいる要塞に着陸したのですが、そこに謎のガスが発生。
そのガスは巨人の力を持つ者とアッカーマン以外の人間を「無垢の巨人」に変えるガスで、いち早く察知したのはコニーでした。
この時の絶望感はまだ記憶に新しいかと思います。
2022年4月現在、アニメはまだその話まで展開されていないものの、この時のコニーを下野紘さんがどう演じるのか楽しみですね。
「うたの☆プリンスさまっ♪」来栖翔
「うたの☆プリンスさまっ♪」の来栖翔はズバリ俺様気質なアイドルです。
そのため気が強いセリフが多いのですが、見た目のせいか作中ではマスコット的存在として親しまれています。
「うたの☆プリンスさまっ♪」は男性声優の火付け役となった作品で、下野紘さんはこの作品で女性ファンをゲットできました。
基本的にコミカルなキャラを任せられる下野紘さんにしては珍しいイケメンキャラではないかと思います。
まとめ
我妻善逸の担当声優は下野紘さんです。
「小林さんちのメイドラゴン」の会田タクト・「進撃の巨人」のコニー・「うたの☆プリンスさまっ♪」の来栖翔などを演じており、特にムードメーカー的なキャラをよく任されています。
その明るさは下野紘さんも同様で、「ハト胸」や「ベストカラアゲニスト」などさまざまな呼び名とともに面白いエピソードがいくつもありますね。
音楽活動は2020年8月に休止すると発表したものの、詳しい発表はこれからなので当分は歌声を聞けるかと思います。
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