DVD&Blu-rayが発売され、今もなお話題の大人気アニメ鬼滅の刃。
主人公たちだけでなく、登場キャラクターにもさまざまなエピソードがあることが魅力のひとつでもあります。
物語の中にはたくさんの登場人物とその過去のエピソードが描かれていますよね。
中には、時系列の設定がおかしいのでは?と矛盾点を考察するファンも。
かなり読み込まないと時系列がおかしいところや矛盾点にまではなかなか気づけませんよね。
時系列の設定について考察していきたいと思います。
今回は「鬼滅の刃の時系列がおかしい?矛盾点がどこなのかネタバレ考察!」と題しお届けします。
鬼滅の刃の時系列がおかしい?
鬼滅の刃では多くの登場人物の物語が伏線として描かれています。
鬼殺隊入隊までの過去エピソードや、柱になるまでの経緯などが描かれているキャラクターもいますよね。
しかし、それらを詳細に読み込んでいくと、時系列に矛盾点が出てくるエピソードも。
具体的には、最終選別を受けた時期や、柱になった順番などの設定が挙げられます。
では、詳しく設定を考察していきます!
鬼滅の刃の時系列の矛盾点をネタバレ考察
鬼滅の刃の物語の中で、時系列の矛盾点が挙げられているものを考察していきます!
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
鬼滅の刃の時系列の矛盾点|柱になった順番
まずは、柱になった順番について考察していきます。
冨岡義勇が柱になった時期に時系列の矛盾があると言われていますよね。
冨岡義勇といえば、炭治郎と禰豆子が初めて出会った鬼殺隊士です。
炭治郎を鱗滝左近次に紹介し、鬼殺隊への道筋を作ってくれた恩人でもあります。
そんな冨岡義勇が柱になった時期はいつ頃なのでしょうか?
柱は全部で9人。
- 岩柱・悲鳴嶼行冥
- 音柱・宇随天元
- 水柱・冨岡義勇
- 風柱・不死川実弥
- 蟲柱・胡蝶しのぶ
- 炎柱・煉獄杏寿郎
- 蛇柱・伊黒小芭内
- 恋柱・甘露寺蜜璃
- 霞柱・時透無一郎
柱になった順番については、原作内にちりばめられている過去エピソードから推察することができます。
また、ともに描かれているお館様(鬼殺隊当主・産屋敷耀哉)の病による痣の進行具合からも、話の時系列の前後を推察することができます。
今回は冨岡義勇が柱になった時期の矛盾点について詳しく考察していきます。
冨岡義勇が柱になった時期について考察する重要な過去エピソードは、風柱・不死川実弥が柱になったときのエピソードの中で描かれています。
風柱・不死川実弥が柱になるときに行なわれた柱合会議です。
そこにはすでに、岩柱・悲鳴嶼行冥、花柱・胡蝶カナエ、水柱・冨岡義勇の姿がありました。
花柱・胡蝶カナエは胡蝶しのぶの姉で、享年17歳。
生きていれば、冨岡義勇・不死川実弥・伊黒小芭内と同い年に当たります。
現在18歳の胡蝶しのぶが、姉・胡蝶カナエに代わり蝶屋敷の主人となったのが14歳の頃のこと。
胡蝶カナエが殉職したのは4年前ということになります。
つまり、不死川実弥の過去エピソードの柱合会議の時点では、冨岡義勇も17歳前後であるということです。
冨岡義勇が炭治郎たちと出会った時点では、冨岡義勇はまだ柱になって間もない頃でした。
炭治郎の鱗滝左近次のもとでの修行期間から考えて第1話は2年前の話です。
それを踏まえると第1話当時の冨岡義勇は18歳か19歳。
不死川実弥が柱となった柱合会議に17歳の冨岡義勇がいたことは矛盾してしまいますね。
鬼滅の刃の時系列の矛盾点|真菰と錆兎の最終選別
炭治郎が狭霧山で修行をしているときに手助けしてくれた兄姉弟子の錆兎(さびと)と真菰(まこも)。
炭治郎が最終選別で手鬼と戦ったことにより命を落としています。
手鬼が錆兎と真菰について語っていたため、二人が同じ最終選別を受けたと感じた人も多いと思います。
しかし、実際には二人は同じ年の最終選別を受けたわけではありません。
水柱・冨岡義勇が錆兎とともに最終選別に臨んだのは13歳の頃。
のちに作中で、錆兎と一緒に最終選別受けたこと、その年の最終選別は錆兎以外全員受かったことが語られています。
その年の最終選別で死んだのは錆兎ただ一人でした。
つまり、同じ手鬼に殺されて亡くなった真菰は、その場にはいなかったということです。
真菰が最終選別を受けたのはいつなのか、作中では明言されていません。
錆兎との会話から、錆兎が年上であるような印象を受けますよね。
真菰も錆兎同様10代前半ごろと考えられますが、正確な年齢は明らかになっていません。
冨岡義勇が錆兎との過去を思い出す際に真菰は登場していないことから、錆兎より前に亡くなったと推察されます。
仮に真菰の方が年下で錆兎の方が強いのに、真菰が先に最終選別を受けていたとしたら矛盾を感じますよね。
鬼滅の刃の時系列の矛盾点|煉獄槇寿郎が柱をやめた時期
炎柱・煉獄杏寿郎の父であり、元炎柱でもある煉獄槇寿郎(れんごく しんじゅろう)。
煉獄槇寿郎が柱をやめた時期については作中では明言されていません。
煉獄杏寿郎外伝の中では少し描かれています。
煉獄槇寿郎は柱をすっぱり引退したというよりは、妻・瑠火の死や日の呼吸への劣等感から酒に溺れ任務へ行かなくなったようですね。
外伝では、煉獄杏寿郎が父の代理で柱合会議に出席する様子が描かれています。
その柱合会議では、岩柱・悲鳴嶼行冥、音柱・宇髄天元、水柱・冨岡義勇、風柱・不死川実弥、蟲柱・胡蝶しのぶの姿が描かれていますね。
胡蝶しのぶが柱になっているため、先に述べたように4年前よりあとの話であると推察されます。
煉獄杏寿郎は享年20歳。
外伝の柱合会議の当時、煉獄杏寿郎は16歳前後だったということでしょうか?
また、外伝では甘露寺蜜璃が煉獄杏寿郎に師事している様子も描かれています。
継子は柱の弟子という意味ですが、当時の煉獄杏寿郎はまだ柱ではありませんので矛盾していますよね。
父の継子で、杏寿郎が代理で稽古をつけているというわけでもなさそうでした。
また、無限列車編での煉獄杏寿郎と亡くなる前の瑠火のシーンでは、杏寿郎はまだ幼子のようでしたし、千寿郎も小さかったですよね。
作中では妻・瑠火の死と日の呼吸の真実を知った出来事は立て続けに起こったように描かれていたので、時間の幅に少し矛盾を感じますね。
鬼滅の刃の時系列がおかしいことに関するツイッターの声
鬼滅の刃の時系列矛盾点まとめ
鬼滅の刃の時系列がおかしい点や、矛盾点の設定について詳しくご紹介しました!
鬼滅の刃に関しては詳しく考察しているファンがたくさんいますよね。
人間模様をしっかりと把握するには、原作だけでなく小説や外伝を読み込んでいかないとわからないことも多いです。
時系列がおかしいところを調べたり、矛盾点がある設定ついて考察するのはけっこう楽しいですよね!
アニメ続編の公開が10月に控えていますので、ぜひ予備知識を蓄えてみてください。
以上「鬼滅の刃の時系列がおかしい?矛盾点がどこなのかネタバレ考察!」と題しお届けしました。
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