鬼殺隊で行われた柱主導の稽古である柱稽古。
その内容についてとても興味がある人は多いのではないでしょうか。
数々の修羅場を潜り抜けて柱へと成り上がった者達が稽古を行うのですから、かなり厳しいものだと思います。
本当にどんな内容で、どれだけ厳しいのかをこの記事で紹介していきますね。
鬼滅の刃柱稽古とは?
まずは柱稽古について簡単に説明していきます。
果たして、どういう事をするのでしょうか!?
一般隊士を鍛えるために柱が直々に稽古するもの
柱稽古とは一般の隊士を鍛えるために柱が先生として直々に稽古を行う事です。
本来、鬼舞辻無惨が生み出した鬼達の退治を始め、己の稽古や見回りとかを柱はしないといけないので、後継者たる存在である継子以外には指導しません。
しかし、柱稽古をする前に鬼となった禰豆子が太陽を克服した事により、鬼達の動きが急に大人しくなりました。
そのため、柱はやるべきことが減ったので他の隊士達にも稽古をつけれるようになったのです。
そして現役の柱が直々に指導をする事により、鬼殺隊士は心身とも鍛えなおされ、通常よりもレベルアップする事が出来ます。
更に常に情報が共有されるので、場合によって隊士達の士気が向上してやる気に繋がる事にも繋がるのです。
ただ冨岡やしのぶのように事情によってやろうとしないケースもあります。
柱のレベルアップにもなる
柱稽古は隊士のレベルアップが主ですが、同時に柱のレベルアップにも繋がります。
柱が直々に教える事によって、己の武器を再認識することが出来る復習みたいなことも可能です。
それに鍛錬によって次々と来る隊士達を柱がまとめて相手する事で、体力をつける事が出来る上痣も出せる可能性があります。
痣は全集中の呼吸を一定以上極めた結果、『心拍数が200を超える』、『体温が39度以上になる』という一定の条件を満たす事で発現する事が可能。
元々条件が厳しいので、柱からすれば痣が出来れば儲けものと考えています。
既に痣が出来ている無一郎とかは、常に発現できるように訓練していく事になるのです。
更に柱同士で稽古をつけていけば、より練度を高める事が出来る上に連携攻撃をする事が可能となり、後の最終決戦で役に立ちました。
裏テーマとしていらない隊士のふるい落としも兼ねている
今回のように隊士や柱のレベルアップを行うための柱稽古ですが、表向きは公表されていないものの実は隊士のふるい落としも兼ねていたんじゃないでしょうか。
村田も口にしていましたが柱合会議では、隊士達の質が悪いと言う事が議題として挙がっていました。
隊士達は炭治郎達のような柱に匹敵する力をつけた隊士もいれば、鬼に身内を殺されて倒すと言う強い決意を持つ隊士もいて、サイコロステーキ先輩のような出世の事しか考えていない者もいます。
サイコロステーキ先輩のような隊士は正直、戦いには邪魔な存在です。
そのため、柱稽古をしていってそんな彼らを一掃するのも目的だったんじゃないかなとされています。
恐らく炭治郎が参加した時に一番最初の天元や無一郎の元にいた者達は最終決戦前に追い出されていたのでしょう。
そして最終決戦の時には無惨や鬼をぶっ倒してやると言う強い意志を持った隊士だけが残ったのです。
基本上弦の鬼や無惨を倒したのは炭治郎達や柱ですが、隊士達も下弦の鬼を倒したり等やれることをやっていったので彼らの頑張りもあって無惨を倒せたんじゃないかなと思います。
鬼滅の刃柱稽古の内容
次は柱稽古の内容について解説します。
果たして、どんな内容なのでしょうか!?
基礎体力向上稽古
1つ目は天元が指導する基礎体力の向上稽古です。
描写を見る限り、主にランニングを始めとした基礎中の基礎であり、体力を高める事が必要なトレーニングが多いのでしょう。
ただランニングの周回の数が多かったり、距離が長かったりしたのか多くの者達がぐったりしたりしていて、天元も質が悪いを呆れていました。
休憩も天元の許可が無いと降りないので、かなりハードなものとなっています。
ただ天元の妻達がサポートをしてくれたり、温泉もあったりするので多少なりとも休める事は可能。
炭治郎は上弦の鬼との戦いで休んでいて、ブランクがあったので10日かかってクリアしました。
高速移動稽古
2つ目は無一郎による高速移動の稽古です。
無一郎相手に打ち込みを行いながら無一郎の動きを会得する稽古となっています。
無一郎が許可すれば次の稽古場に向かう事が出来、それが叶わない場合は打ち込み台に永遠に打ち込みをしないといけないと言うこれはこれで大変な稽古です。
炭治郎は無一郎が言っている事をしっかり出来ていたので、5日間でクリアしました。
地獄の柔軟
3つ目は甘露寺による地獄の柔軟です。
堅い体を柔らかくするための訓練で、全員が新体操をするための服を着て、稽古を行います。
主に音楽に合わせて新体操を行うものとなっているのです。
しかも柔軟では甘露寺が力づくでほぐしてくれるため、これはこれで地獄となっています。
太刀筋矯正稽古
4つ目は伊黒による太刀筋矯正稽古です。
主に太刀筋を正確にするための稽古となっており、伊黒に対して服でもいいから一撃浴びせればクリアとなります。
ただ伊黒に教え通りにちゃんとやらないと縛られて障害物扱いされてしまうのです。
それゆえ、炭治郎は処刑場かと勘違いしていました。
そして炭治郎は最初彼らに当てないようにしていたため、伊黒から攻撃を受けたりしましたが、徐々に太刀筋が良くなっていき、彼の服を切り裂いたのでクリアとなります。
因みに甘露寺と親しくしていたため、炭治郎は伊黒から嫌われていましたが、一応休憩は貰えていました。
無限打ち込み稽古
5つ目は実弥による無限打ち込み稽古です。
炭治郎が始めてきた時には善逸がこの場にいました。
単純明快に実弥に対してどんどん激しく打ち込んでいくと言う稽古ですが、実弥が強すぎるために殆どの隊士が次々と薙ぎ倒されるのでシンプルに厳しいです。
しかも休憩は実弥の攻撃を喰らって気絶した時だけなので相当厳しく、善逸も逃げ出そうとするほどでした。
特に炭治郎は実弥に嫌われていたのもあり、顔面がボコボコになるまでやられて、心も折れそうになっていたのです。
弟の玄弥に実弥が目を潰そうとしていたので通りかかった炭治郎が止めたのをきっかけに隊士達や善逸を巻き込んでの喧嘩となり、炭治郎は厳重注意されて次の場所へと善逸と共に行く事になりました。
筋肉強化稽古
6つ目は悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)による筋肉強化稽古です。
主に足腰を鍛えるための稽古であり、滝行2時間、太い丸太を担ぐ訓練、大きな岩を一町まで押すと言う稽古となっています。
ただこれが過去一で厳しい稽古であり、炭治郎と善逸よりも先にクリアしていた伊之助と村田がまだ滝行しているくらい厳しいです。
滝行する川もかなり冷たいので、善逸曰く真冬の川よりも冷たいとの事。
炭治郎は滝行、丸太をクリアし、岩に関しては玄弥のアドバイスもあってクリアする事が出来ました。
因みに恐らく丸太の訓練の際に下から火を炙るつもりだったそうですが無しとなったのです。
かなり過酷なのは行冥本人が分かっていたので、無理そうなら何時でも辞めていい事になっています。
稽古はまだあった
ここまで6つの稽古を紹介しましたが、炭治郎の説得で柱稽古に参加する事になった冨岡の稽古もあったみたいです。
詳細は余り分かっていませんが、冨岡が扱うのが殆どの隊士が会得していて、技のバリエーションが豊富な水の呼吸なのもあって冨岡相手に打ち込み、これまで会得してきた事を実践するためのものだったんじゃないでしょうか。
鬼滅の刃柱稽古とは?稽古を行う理由とその内容について!まとめ
以上が柱稽古についてでした。
正直、どれもハードな稽古ばかりであり、逃げ出したくなりそうなものばかりですね。
それでも喰らいついていった隊士は本当に鬼に対する憎しみがあったのかもしれません。
そして食らいついていった隊士達が多かったので、最終決戦の時に役に立ったのだと思います。
コメント
上坂すみれさんと市ノ瀬加那さんが鬼滅の刃の声優やりたいんですけど。