そろそろ刀鍛冶の里編の放送が迫っている鬼滅の刃。
今回は刀鍛冶の里編から本格的に活躍する霞柱(かすみばしら)の時透無一郎(ときとうむいちろう)について解説します。
初登場時は昔の記憶がありませんでしたが、戦いの中で思い出していきます。
無一郎に関する過去や作中の活躍について興味がある人は多いのではないでしょうか。
なので、解説していこうと思います。
鬼滅の刃時透無一郎の過去
まずは無一郎の過去について解説します。
果たして、どんな過去を持っているのでしょうか!?
両親を失い、兄と不仲に
無一郎は子供の頃に両親を失い、兄である有一郎とは不仲になりました。
10歳の頃に母親は肺炎で亡くなり、父親は母親の肺炎を治そうと約束を取りに向かうも、外が嵐だったせいで崖から落ちて亡くなったのです。
有一郎は言っている事こそ正しいものの、人のためにいい事をやっても無駄だと、父親の事を悪しく言い、無一郎の事を無一郎の無は無駄の無だと歯に衣着せぬ物言いをしていました。
無一郎は兄が冷たい人だと思っていたので苦手に感じていて、記憶を思い出した時は記憶を失った自分は兄と似た感じだったと感じていたのです。
ある日、産屋敷あまね(うぶやしきあまね)が訪ねてきて、2人が日の呼吸を使う継国家の子孫である事を告げて勧誘するのだが、有一郎は追い返しました。
剣士になろうと言う無一郎だったが、有一郎は激怒しながら人を助けられるのは選ばれた人間だけで、自分達がしたところで無駄に命を散らすだけだと言い放ったのです。
流石にムッと来たのか無一郎は当面の間有一郎と会話せず、再び来たあまねに有一郎が水をかけた時には大喧嘩しました。
兄の本心と記憶喪失
そして夏が来て、暑かったので扉を開けて眠っていたら、鬼が入って来て有一郎は致命傷を受けたのです。
その鬼がいてもいなくてもつまらない命なんだからと言い放ったことで、無一郎は本来出さないように激しい怒りの咆哮を放ちつつ、鬼を撃破しました。
そして家に戻ってくると有一郎が神様に、自分だけが報いを受けるから無一郎は助けてほしい、無一郎の無は無限の無だと言って命を落としたのです。
有一郎はどんなにいい事をしても神様とかが守ってくれないから、自分が無一郎を守らないといけないと言う思いを持っていたのですが、言い方を除けば無一郎の事を大切に思っていました。
しかし、無一郎は有一郎が死亡したのがショックで気を失い、記憶喪失になってあまね達に回収されたのです。
そして産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の励ましを受けつつ、記憶を失っても体に染みついた鬼への怒りを持ちながら己を鍛え、柱になりました。
鬼滅の刃時透無一郎の作中での活躍
次は無一郎の作中の活躍について解説します。
初登場は第6巻第44話の時ですが、彼は他のメンバーと違い、左程関心を持っていませんでした。
そして煉獄杏寿郎が命を落とした知らせを聞いて以降、刀鍛冶の里編まで出番が無かったのです。
刀鍛冶の里編(ネタバレ注意)
刀鍛冶の里編では第12巻第101話で、からくり人形の鍵の事で小鉄と揉めていましたが時間が無いと言う理由で暴力を使いました。
偶々来ていた炭治郎がやって来て、辞めるように言っても上記の理由や刀鍛冶の里の人間は刀を作る以外何も出来ないと歯に衣着せぬ物言いにし、炭治郎にも暴力を振るいます。
その後、縁壱零式と稽古を行い、片腕を破損させたのだが、その際に自分の刀が折れてしまったので縁壱零式の刀を貰っていきました。
それから鉄穴森鋼蔵(かなもりこうぞう)を探して宿に行き、修行を終えて寝ていた炭治郎を起こします。
炭治郎も探すのに協力しようとしたので、何故人のために協力しようとするのかと聞くと、炭治郎が人のために動くのは自分の為にもなると答えたのです。
その言葉を聞いて興味を持ち、同時に目覚めた禰豆子の事も思い出しそうになった際、上弦の肆の半天狗(はんてんぐ)が姿を見せます。
炭治郎や禰豆子と共に戦い、首を切り捨てるも分身である可楽(からく)の突風を受けて、吹っ飛びました。
しかし、受け身を取ったのか無事だったため、再び炭治郎の元に向かおうとするも、小鉄が上弦の伍の玉壺(ぎょっこ)の使い魔に襲われているのを目にします。
最初は技術力がある職人から逃がそうとしていたものの、炭治郎の言葉を思い出して助けたのです。
そして小鉄の頼みを聞き、耀哉の失った記憶はほんの些細な事を見逃さなければ思い出せると言う言葉を思い出し、鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)の元に向かいます。
鉄穴森と合流するも同時に玉壺が現れて、彼の作品を見て非常に不愉快だと感じて襲うも壺から壺へと移動する玉壺に攻撃が当たりませんでした。
更に玉壺の千本針魚殺(せんぼんばりぎょさつ)を小鉄から守る為に喰らい、針に仕込まれあ毒で動きが鈍くなります。
そして玉壺の水獄鉢(すいごくばち)を喰らって水の中に閉じ込められ、このまま死ぬのを待つだけとなったのです。
しかし、炭治郎の言葉や何とか助けようとする小鉄の姿を見て、奮起して水を切り裂いて脱出。
同時に両親や兄の事を思い出しました。
思い出したと共に顔に痣が出てきて、再び玉壺と戦い始め、少しずつ圧倒していき、暴言の吐き合いでも有利に立っていたのです。
最終的に玉壺の首を取って勝利することが出来たのですが、毒が体に回っていたので泡を吐いて倒れます。
その際に両親や有一郎に心の中で褒められ、涙を流しました。
その後は小鉄達の治療を受けたのか立ち上がって炭治郎の元に行き、鋼鐵塚が研いでいた刀を投げつけた事で炭治郎の勝利に貢献したのです。
そして記憶を取り戻せたことについて炭治郎にお礼を言いました。
戦いの後は2日間寝て、次の日には全快していたため、柱合会議に参加して痣の発現条件を正確に伝えたのです。
それ以降(ネタバレ注意)
次は刀鍛冶の里編の後の活躍について解説します。
柱稽古の時は2番目の高速移動の稽古では、ちゃんと教えた通りにこなしていく炭治郎を褒めていました。
記憶が戻った事で以前のような朗らかな一面が出るようになりましたが、物覚えが悪い人にはこれまで通り歯に衣着せぬ物言いをします。
無限城編では耀哉達が鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を道連れに自爆した後、炭治郎や柱の皆と共に攻撃を仕掛けようとしたら、鳴女(なきめ)によって無限城へと落とされました。
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)から耀哉の死に様を聞いた際、彼の事を父親のように慕っていたため、怒りを露わにしていたのです。
そんな中、鳴女の妨害で行冥と離れ離れとなり、上弦の壱の黒死牟(こくしぼう)と遭遇。
黒死牟の圧に圧倒され、彼が自分の子孫だと聞かされて動揺するもすぐさま動揺を鎮め、次々と技を放っていき、痣を発動させても黒死牟には届きませんでした。
しかも刀を抜いた黒死牟の斬撃を喰らい、左腕を失うもすぐに止血して立ち向かおうも黒死牟が刀で突きさして柱に固定した事で動けなくなったのです。
そのため、駆けつけた不死川玄弥が斬られてしまうところも、不死川実弥や行冥が2人で黒死牟と戦うところを見ている事しか出来ませんでした。
しかし、黙ってみているわけにもいかないので何とか刀を抜き、止血して向かおうとするも玄弥に頼まれて胴を押し付け、黒死牟の髪の毛を食わせたのです。
そして黒死牟の攻撃から実弥を守り、実弥や行冥の援護を受けながら黒死牟の攻撃を避けて懐に入り、左足を失いながらも日輪刀を突きさしました。
ただ黒死牟が全身から刃を放ったことで半身を失うも、それでも足搔きとして手に力を込めて日輪刀を赫刀に変貌させてダメージを与えた事で勝利に貢献。
戦いが終わった時には既に絶命していて、看取った行冥は必ず勝利してそちらに向かう事を約束しました。
そしてあの世で有一郎と再会したのです。
鬼滅の刃時透無一郎の過去とは?過去や作中での活躍についても!まとめ
以上が無一郎の過去と作中の活躍についてでした。
これで無一郎の事が分かったはずです。
アニメ刀鍛冶の里編ではオリジナルのシーンもあると思いますので、どう動くのか楽しみですね。
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