そろそろアニメ放送が迫っている鬼滅の刃。
今回は第3期から登場する縁壱零式(よりいちぜろしき)について解説していこうと思います。
そもそも縁壱零式とは何なのか、からくりみたいですがどうして造られる事になったのか、その内部に刀があったのか気になる人は多いんじゃないでしょうか。
それ故に分かりやすいように解説していこうと思います。
鬼滅の刃刀縁壱零式とは?
まずは縁壱零式とは何なのかを簡単に説明していこうと思います。
果たして、どんな存在なのでしょうか!?
継国縁壱に似ているからくり
縁壱零式は戦国時代に存在していた日の呼吸の使い手である継国縁壱(つぎくによりいち)をモデルにしたからくりです。
縁壱は歴代の鬼殺隊の隊士の中でも最強の実力者だったので、彼をモデルにしたのでしょう。
普段は刀鍛冶の里に保管されていて、鬼殺隊士が訓練の際に使用し、作中では炭治郎と時透無一郎(ときとうむいちろう)が使用していました。
戦国時代に造られましたが大正時代まで約350年から400年近くボロボロながらも使えた事から、保存状況が良かったのでしょう。
そして縁壱零式は戦国時代にはそれなりに数があったとされていますが、どんどん破損していき、残り1つとなっていったのです。
壊れたのなら直せばいいと思うかもしれませんが、この縁壱零式は特殊な形で造られているため、現代の技術で直したり、新しく造る事は不可能となっています。
それに手首と指を操作する事で相手の苦手なところを突いていく事が出来るので、縁壱零式は訓練相手とからくりを扱える者が一緒じゃないと真の力を発揮しないのです。
腕が6本
本来人間の腕は2本ですが、縁壱零式は6本となっています。
縁壱は鬼のボスである鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を追い詰めた存在なので、その力量や技量を再現するには2本では足りないのです。
そのため、腕が6本となってようやく追いつきます。
小鉄の先祖が造った
そんな縁壱零式は小鉄の先祖が造りました。
特殊な形状で造られている縁壱零式を造った事からも相当な技量があったのでしょう。
そして直したりする場合は書状に遺したら無くしたり盗まれたりする可能性があるので、口頭で説明する必要があったのだと思います。
そのため、子孫である小鉄は父親からその事を知る前に父親を亡くし、更に分析力が高すぎたせいで自分にはからくりに関する才能がないと感じて諦めましたが、炭治郎に励まされて本当に縁壱零式が壊れるまで面倒を見ました。
鬼滅の刃縁壱零式が造られた理由を考察
次は縁壱零式が造られた理由について考察していきます。
造られた理由については作中では書かれていませんが、間違いなく無惨を倒すためだったのでしょう。
ただからくりが造られた頃、縁壱は無惨を取り逃がして、珠世をも見過ごし、兄が鬼になった事の罪で追放されていたんだと思います。
縁壱がいるのならば、彼に指導をお願いすればいいだけの事ですから、追放された後に造られたのでしょう。
そして刀鍛冶の里にあった理由は当時のお館様が縁壱の兄で鬼になったに始末されたからです。
それ故に新たな本拠地を探さないといけなかったので、刀鍛冶の里で造る事になったんじゃないかと思います。
その依頼をしたのは煉獄家の先祖だったのではないかと思いますね。
彼が縁壱を鬼殺隊に招き入れた人物であり、無惨を取り逃がした等の罪で縁壱が仲間に責められている時も庇おうとしていました。
追放された後、縁壱がいない中自分達は少しでも強くなるには縁壱に似た存在を造らないといけないと思い、当時の職人達に縁壱の特徴等を伝えて造らせたのでしょう。
職人達も刀鍛冶の技術はあってもからくりに関する技術を持つ人は余りいなかったので、困ったんじゃないかと思います。
そんな中、からくりづくりに定評があった小鉄の先祖が名乗り出て、試行錯誤の末に完成させたのでしょうね。
完成にこぎつける際、この時代でしか発見されなかった金属等で造って完成にこぎ着けたため、今の時代では修復が難しいとされたのでしょう。
鬼滅の刃縁壱零式の中に刀がある理由を考察
次は縁壱零式の中に刀があった理由について考察していきます。
炭治郎が小鉄の協力の元、縁壱零式と戦って一撃を叩き込んだ瞬間に破損し、刀が出てきました。
その刀は日輪刀であり、戦国時代の頃の刀だと判明。
その刀は縁壱の刀の可能性があり、あの中にあったのは縁壱の願いが込められていたんじゃないでしょうか。
縁壱は無惨を倒す事が出来ず、追放されてしまい、その間にも無惨や鬼達によって罪もない人達が命を落としていく事になる事を心苦しく思っていました。
そのため、恐らく煉獄家の先祖に日輪刀を託したんじゃないでしょうか。
自分はもう無惨を倒すと言う事は出来ないが、いずれ無惨を倒せるであろう力量を持つ者が現れるかもしれないから、その者が来たら授けてくれとでも言ったんじゃないでしょうか。
自分の代わりとなる存在が自分の刀で無惨を倒してほしいと言うのが縁壱の願いだったのだと思います。
ただ縁壱みたいな存在はそう容易く現れるとは思えなかった煉獄家の先祖は、上記のように依頼をするときに縁壱の刀をからくりの中に入れておくようにしたのでしょう。
縁壱を模した存在にすら勝てないのなら無惨を倒すのは夢のまた夢だと思った可能性があり、無理を承知で頼んだんでしょう。
それ故に炭治郎が縁壱零式を破壊するまで、刀はずっと中にあったのだと思います。
鬼滅の刃縁壱零式とは何なのか?造られた経緯や内部に刀があった事についても!まとめ
以上が縁壱零式とは何なのか、どうして造られる事になったのか、その内部に刀があったのかでした。
戦国時代から大正時代まで無事だった事を踏まえると、かなり持ったなと言う印象です。
隊士を強化するために造られた縁壱零式ですが、炭治郎達が力を合わせる事で無惨を倒す事が出来たため、その礎となれた事に喜んだ事でしょう。
コメント
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