鬼滅の刃に登場し、鬼殺隊にとって重要な役割を担う育手(そだて)。
果たして、彼らはどんな事を行うのでしょうか。
そして育手は何人いて、炭治郎や善逸は強くなれたとされるのは何故なのか気になりますね。
今回は育手はどんな事を行うのか、育手一覧や炭治郎や善逸が強くなれた理由を解説します。
鬼滅の刃育手とは?
まずは育手について解説します。
果たして、どんな役割を果たしているのでしょうか!?
隊士を育成する役割を担う
育手はその名の通り、鬼殺隊に入隊する隊士を育成する役割を担っています。
基本鬼殺隊を引退した者がなる役職であり、全国各地に育手が存在しているのです。
育成すると言っても育手は「彼には見込みがある」、「是非ともこの手で育ててみたい」と思われる人物しか育てません。
見込みのある者に剣術や全集中の呼吸を指導し、教える事が何も無くなったら仮の日輪刀を渡し、最終選別へと向かわせます。
主に引退した隊士が就任
上記でも述べましたが、育手は引退した隊士が就任します。
主に年を取って体が思うように動かなかったり、体の何処かを負傷してしまった者が育手となっているのです。
それでも鬼と戦って命を落とす可能性が高い隊士の仕事を死ぬ事無く生き残って引退したのですから、実力や経験は高いと言えます。
稀に柱を引退した事で就任した育手もいますが、その存在が基本稀なので彼らに育ててもらった隊士はかなりの実力を持った隊士になるのです。
育て方は育手次第
育て方に関しては育手次第となっています。
育手自ら指導をしたり、放任させたりと本当に育手それぞれとなっているのです。
しかし、指導が違うせいで隊士の強さも違ってきます。
指導が良い隊士は強くなれますが、指導が良くない隊士は強くなれないうえに心技体が育ち切っていない状態になるのです。
主にサイコロステーキ先輩とかがその隊士に当たります。
今の鬼殺隊にはサイコロステーキ先輩のような隊士の方が多いため、柱合会議で柱達は最近の隊士の質が悪いと愚痴っていました。
例外もいる
基本、鬼殺隊士は育手によって育てられますが、例外は幾らかいます。
例えば、伊之助は最終選別に向かおうとしていた隊士を襲撃して日輪刀を奪って参加していたので、育手に育てて貰っていない状態で選別を突破し、本編の最後まで生き残りました。
風柱の不死川実弥の弟の玄弥も鬼の肉を喰らって能力を得る能力も、育手では手の施しようがないので恐らく彼も育手に育てて貰っていない可能性があります。
鬼滅の刃育手一覧
次は育手の一覧について解説します。
果たして、どんな育手がいるのでしょうか。
鱗滝左近次
1人目は鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)です。
元水柱の剣士で、天狗の仮面を身に纏っています。
現水柱の冨岡義勇は彼の指導を受けていて、水柱へとなっているのです。
鬼殺隊の仕事がどれほど厳しいものかを理解しているからこそ厳しめに指導していますが、本来はとても優しく思いやりがある人物。
そんな人物だったが故に冨岡は炭治郎達を鱗滝に託し、命を落とした錆兎や真菰は死んでもなお彼の事を慕っているのです。
桑島慈悟郎
2人目は桑島慈悟郎(くわじまじごろう)です。
元鳴柱で、片足を失った事で柱を引退して育手になりました。
弟子であり、何時も逃げ出したり泣きべそをかく善逸を叱咤しながらも、素質を見抜いて立派な隊士にしようとしていたのです。
雷の呼吸は会得がかなり難解なので壱ノ型しか出来ない善逸とそれ以外が出来る獪岳(かいがく)を2人で1人の柱にしようとしていました。
しかし、獪岳が鬼になってしまったため、責任を取って切腹したのです。
他にもいる
この2人以外にも育手は実在していますが、彼ら以外の育手は登場していません。
基本、隠居人だからひっそりと暮らしているのでしょうね。
鬼滅の刃炭治郎や善逸が強くなれた理由
次は炭治郎と善逸は運が良かった理由について解説します。
理由は以下の通りです。
理由①元柱に育ててもらったから
まず1つ目の理由は2人は元柱に育てて貰った事です。
先程も述べましたが、元柱の育手は殆どいません。
それ故に元柱に指導してもらえるのは光栄の極みであり、育ったら隊士次第でもありますが優秀な剣士になる確率が高いです。
実際、鱗滝に育てて貰った冨岡は最終的に水柱になりましたし、炭治郎も困難や苦労を潜り抜け、最終的に鬼舞辻無惨を撃破して鬼を撲滅させています。
桑島に育てて貰った善逸は壱ノ型しか使えないものの、それを改良や応用して最後まで活躍しました。
獪岳も鬼になって早々に弟弟子の善逸に負けましたが、1年後だったら負けていたと愈史郎(ゆしろう)が言っていた事からも、素質はあったのでしょう。
理由②厳しいけど尊敬できる人だったから
理由の2つ目は厳しいけど尊敬できる人だからです。
鱗滝も桑島も両方とも厳しい人物で、炭治郎と善逸にかなり厳しい指導をしていました。
相手が鬼なので厳しくなるのも仕方ないと思いますが、それでも下手すれば危険とも死ぬかもしれないくらい厳しいものでした。
しかし、2人は這い上がって立派な剣士になりました。
炭治郎も感謝していましたし、特に善逸は桑島の事を祖父のように思っていて、戦いの中で回想で彼が登場するたびに背中を押してもらっていたのです。
感謝できると言う事はちゃんと厳しいなりにも配慮なり優しさなりがある証でしょう。
鬼滅の刃育手とはどんな事をするのか?育手一覧や炭治郎や善逸が強くなれた理由について
以上が育手はどんな事を行うのか、育手一覧や炭治郎や善逸が強くなれた理由についてでした。
この記事で育手の存在がどれだけ重要かと言う事、元柱の育手に育てられた剣士はどれだけ強くなるかが分かったんじゃないでしょうか。
無惨も炭治郎の手で倒されたので、育手の者達は隠居しながらも若い隊士を育てる事が無くなり、本当の意味で悠々自適な隠居生活が出来ると思います。
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