鬼をこの世から消し去るために鬼殺隊を結成し、それを統括する立場にあった産屋敷一族。
今回はそんな産屋敷一族について解説していこうと思います。
産屋敷一族がどんな一族で、血筋を引いている者達はどんな者達なのか、生存しているのかについて知りたい人は多い筈です。
それ故に細かく解説していこうと思います。
産屋敷一族について
まずは産屋敷一族について解説していきますね。
果たして、どんな一族なのでしょうか!?
平安時代の貴族
産屋敷一族は平安時代の貴族です。
鬼のボスである無惨は産屋敷一族の血を引いている事から、産屋敷一族は平安時代から本編に当たる大正時代まで生き残った一族と言えます。
貴族と言う事で大正では華族の扱いとされていて、子供達を殺したと言う疑惑で捕まった後の岩柱の悲鳴嶼行冥を助ける事が出来たのも、彼らが華族だったからです。
無惨も同じ血筋
上記でも述べましたが、無惨も産屋敷一族の血を引いています。
本編では鬼として長い年月を生き抜いてきて、鬼達を生み出し、多くの人間を始末してきた外道ではありますが、人間時代はかなり病弱で若くして死ぬ運命となっていたのです。
医者はありとあらゆる手を使って治そうとし、薬を開発して飲ませるのだが治す事が出来なかったのでその苛立ちから始末してしまいました。
しかし、薬の効果が出始め、死ぬ事も無くなりましたが同時に太陽の元で動けない鬼となってしまったのです。
呪いに苛まれる
無惨が鬼になったせいで、無惨が背負っていた若くして死んでしまう病気を呪いとして与えられてしまいました。
このままでは一族が滅んでしまいそうな時、神主に相談したら遠回しに無惨を倒すように言われ、鬼殺隊を設立します。
無惨を倒す傍らで出来るだけ長く生きようと神主に関係している女性を妻にしたり、男の子に魔除けとして女性ものの服を着させたりしましたが呪いには勝てませんでした。
鬼殺隊を設立
上記でも述べましたが、無惨を倒して呪いを解くために産屋敷一族は鬼殺隊を設立しました。
しかし、無惨を中々見つけられないばかりか、彼の手で生み出された上弦の鬼と始めとした鬼達によって倒されていくのです。
そんな中、日の呼吸を使う継国縁壱(つぎくによりいち)から呼吸法や痣について教えられ、戦力を強化させるもそれでも無惨を見つけられず、鬼を全滅させる事は出来ませんでした。
しかし、本編になって炭治郎達の頑張りと多くの犠牲によって無惨は倒され、上記の呪いも解除されました。
血筋の者達について
次は血筋の者達について解説します。
血筋を持っている者達は以下の通りです。
産屋敷耀哉
1人目は本編での当主である産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)です。
穏やかな性格をした人格者であり、抜群の人心掌握術と先を見通しているかのような先見の明を持っています。
それに隊士達を自分の子供のように接していて、名のない隊士や死んだ隊士の事も覚えている事から上記の性格も含め、我の強い柱の者達を始め、多くの隊士から慕われているのです。
産屋敷あまね
2人目は産屋敷あまねです。
神職の家の出身で当時13歳だった耀哉と出会い、結婚して5人の子供を儲けました。
耀哉の看病をしながら、子供達の面倒を見たり、鬼殺隊に関する事も積極的に関わったりと奮闘していたのです。
産屋敷輝利哉
3人目は産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)です。
耀哉の長男であり、唯一の跡取りとなる存在となっています。
呪いの関係で常に女装をした状態で活動をしており、当時は読者の誰もが女子だと思っていました。
産屋敷ひなき・産屋敷にちか
4人目、5人目は産屋敷ひなきと産屋敷にちかです。
2人は輝利哉の姉であり、日々耀哉の世話をしており、柱合会議にも赴いています。
産屋敷くいな・産屋敷かなた
6人目、7人目は産屋敷くいな、産屋敷かなたです。
2人は輝利哉の妹であり、主に輝利哉の補佐を務めています。
くいなは気が強い性格をしていて、かなたは気が弱い性格をしているのです。
戦国時代のお館様
8人目は縁壱が所属していた頃のお館様です。
どんな人物なのかは明らかになっていません。
縁壱の兄で自らの意思で無惨に鬼にしてもらった黒死牟(こくしぼう)に始末されたのです。
戦国時代のお館様の息子
9人目は戦国時代のお館様の息子です。
黒死牟に父親を始末されたから後を継ぎ、責任追及された縁壱を処刑せずに追放処分にしました。
そして彼が柱と連絡を取り合っているのを知りながら、黙認する懐の深いところがあります。
先代お館様
10人目は耀哉の父親で先代のお館様です。
どんな姿をしているかは分かりませんが、息子同様に隊士を大事にしていました。
しかし、大事に過ぎたせいで隊士達が死んで行く事に耐えられず自害し、耀哉が後を継ぐ事になったのです。
父親は繊細過ぎた感じが見受けられ、耀哉は隊士達を大事にしつつも耐える道を選んだのでしょう。
鬼舞辻無惨
最後は鬼舞辻無惨です。
産屋敷一族の血を引いていて、本当は若いながら命を落とす事になっていたが薬の影響でその運命を変えるも鬼となり、日光の下では動けない状態になりました。
無惨の影響で産屋敷一族は長年に渡り、呪いで苦しむようになったのです。
本編で炭治郎達の頑張りによって、打ち滅ぼされました。
産屋敷一族は生存しているのか!?
最後は産屋敷一族は生存しているのかについて解説します。
果たして、生存しているのでしょうか!?
産屋敷一族は生存しているのか
生存している
結論から言いますと、生存しています。
最終決戦の時、耀哉は屋敷へとやって来た無惨を言葉で足止めして、妻子と共に爆薬で爆死して無惨にもダメージを与え、協力者の珠世が薬を打ち込む隙を与えました。
同時に鬼殺隊の士気を高めたのです。
その後は輝利哉を当主とし、妹かなた、くいなと共に全鬼殺隊隊士の支援しました。
そして無惨が倒れた事で呪いは消え、輝利哉達は若くして命を落とす事なく、長生きする事が出来るようになったのです。
輝利哉は現代まで生きている
無惨を倒してから時が経過し、輝利哉は現代まで生存する事になりました。
妹達は死亡してしまいましたが、彼だけは長い年月を生きる事になったのです。
協力者となってくれた愈史郎(ゆしろう)とは友人関係で、今も交流をしています。
しかも日本最高齢となっていて、大正から令和の年月を踏まえると100歳以上になっていると言う事です。
鬼滅の刃産屋敷一族について!血筋の者達や生存しているのかについても!まとめ
以上が産屋敷一族についてと血筋の者達や生存しているのかについてでした。
鬼滅の刃は鬼と人間の戦いですが、こうしてみると産屋敷家の内輪もめに多くの者達が巻き込まれた感じにも見えますね。しかし、全ての元凶である無惨が倒され、産屋敷一族も長生きする事が出来たので、良かったです。
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