水柱の冨岡義勇と親しい間柄であり、炭治郎を厳しく鍛えた錆兎(さびと)。
冨岡を上回る才能を持ちながらも、最終選別で手鬼によって敗北し、無念のうちに死亡してしまいました。
そんな錆兎ですが、もし冨岡の代わりに水柱になっていたらどうなっていたでしょうか。
そんな想像をした人は多いのではないかと思います。
そこで今回は錆兎が水柱になったどうなるのかについて書いていきますね。
錆兎とは?
まずは錆兎について簡単に解説していきます。
冨岡よりも強かった剣士
錆兎は後に水柱になった冨岡よりも強かったのです。
本編ではもう冨岡の方が強いのかもしれませんが、錆兎が存命だった頃は彼の方が強い剣士でした。
実際、最終選別では手鬼に始末されるまで、他の鬼を全て斬り捨ててきました。
この最終選別に参加していた冨岡は何も出来なかった事からも、当時は冨岡よりも強かったのです。
錆兎を始末した手鬼も印象は覚えていた事からも強かった事が伺えます。
錆兎が命を落とした後も冨岡は彼の事を評価していて、痣が出る可能性はあったかもしれないと評していました。
炭治郎も冨岡から話を聞いて、最終選別では己の身を守る事が精一杯だったことを踏まえて錆兎は凄いと感じていたのです。
かなりストイック
錆兎はかなりストイックだったのではないでしょうか。
13歳の時に水の呼吸を極めていて、稽古を受けた炭治郎も彼の剣技を内心賞賛していました。
ここまで極める事が出来たのは錆兎がストイックな性格だったほかないでしょう。
炭治郎達と違い、家族や友人を鬼に殺されたわけではありませんが、冨岡の姉が鬼に始末された事は知っていた上に性格上鬼が許せなかったのだと思います。
それ故に自分に厳しくストイックに剣技を鍛えていった結果、水の呼吸を極められたのでしょう。
他人にも厳しい
錆兎は他人に対して厳しい一面を見せます。
鱗滝から大きな岩を斬るように言われた炭治郎は岩を斬ろうとしても出来ず、色々試したがそれでも出来なかったので心が折れそうになっていました。
そこへ錆兎が現れて、厳しい言葉を並び立てながら炭治郎に木刀を振るっていったのです。
厳しい言葉を並べ立てたのは炭治郎の折れかかった心を直すため、手鬼にやられないようにするためでした。
しかし、優しい言葉をかけても普通に稽古をしても効果が薄いと感じたのか、そう言うところを真菰(まこも)に任せ、自分自身は実戦形式で厳しい言葉をかけながら炭治郎を鍛えたのでしょう。
実際、炭治郎は真菰の教えや錆兎が厳しくしてくれたこともあってか、折れる事無く頑張り、最終的に錆兎に勝つ事が出来たのです。
もし錆兎が水柱になったら?
ここからは錆兎が手鬼にやられる事なく生き続けた結果、水柱になったらどうなるかを考察していきます。
果たして、どうなるのでしょうか!?
柱の中でも屈指の実力者
錆兎が手鬼をも倒した事を踏まえるとかなり高い評価を下されるでしょう。
今までの最終選別で鬼を全て倒した者は恐らくいないと思います。
それ以降も任務で鬼を狩り続けた結果、水の呼吸を極めていると言う事で水柱になると思いますね。
柱になるまでも錆兎は稽古とかを欠かさないと思いますので、柱の中でもかなりの実力者になるんじゃないかと思います。
冨岡とは別の理由で嫌われる
ただ柱になった事で冨岡とは別の理由で嫌われる事になるんじゃないでしょうか。
錆兎は厳しい一面を見せ、男である事を大切にしているところがあります。
男らしい煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)や最年長の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)、不死川実弥(しなずがわ さねみ)とは波長が合うんじゃないでしょうか。
胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)ともそれなりに親しくすると思います。
ただ記憶が欠如してるとはいえやる気が感じ取れない時透無一郎(ときとうむいちろう)、根暗な伊黒小芭内(いぐろおばない)、女性を3人侍らせる宇髄天元(うずいてんげん)、惚れっぽい甘露寺蜜璃(かんろじみつり)とは性格上波長が合いにくいのではないでしょうか。
事情を知れば親しくなる可能性はあるかもしれませんが、その過程に至るまでの間は険悪な感じになると思います。
冨岡と切磋琢磨する
錆兎は冨岡と切磋琢磨して強くなると思います。
冨岡は最終選別の時、何も出来なかった上に錆兎が命を落としたから、自分を卑下する事になりました。
しかし、錆兎が死なずに済んだならば、自分ももっと強くなろうと思って鍛えて、本編通り拾壱ノ型を会得すると思います。
錆兎もそんな冨岡を見て、「俺も負けてられないな」と思って己を鍛える事で冨岡とは別の拾壱ノ型を会得するんじゃないでしょうか。
炭治郎を鍛える
本編通り、錆兎は炭治郎を鍛えると思いますね。
本編では死んでいましたが、生きていた場合も鍛えると思いますし、炭治郎が最終選別を突破した後も時間があれば鍛えるんじゃないでしょうか。
禰豆子に関しては思うところはあるでしょうが、冨岡と鱗滝が咎めなかった事から何も言わないと思います。
最終決戦では冨岡、炭治郎と共に奮闘
鬼舞辻無惨と上弦の鬼達による最終決戦では冨岡、そして主人公の炭治郎と共に奮闘するんじゃないでしょうか。
本編では冨岡や炭治郎は上弦の参にあたる猗窩座(あかざ)と戦った事から、錆兎も彼らと共に猗窩座と戦うと思います。
己を厳しく鍛えた錆兎の剣技を見て、猗窩座も彼の事を強者と認めると思いますね。
そして痣を発動させて、連携して猗窩座を倒すんじゃないでしょうか。
無惨との戦いで左腕を失う
そのまま、無惨を倒すために戦うと思いますが、その際に左腕を失うんじゃないでしょうか。
無惨との戦いはかなり熾烈を極め、生きていれば十分、何処か損傷しても腕か足を切断されて生きているなら御の字と言えます。
冨岡は無惨との戦いで生き残った代償として、右腕を失ってしまいました。
錆兎も戦いの中で冨岡とは逆の左腕を失う事になると思います。
鬼滅の刃もし錆兎が水柱になったらどうなる?まとめ
以上がもし錆兎が水柱になったらどうなるでした。
錆兎が生きていれば、無惨を倒すのも割かし楽だったんじゃないでしょうか。戦力的に申し分ないし、冨岡もいますし、上手くいけば犠牲者も減らせた可能性がありますね。
コメント