鬼滅の刃に登場した一般隊士ながら、それなりに出番が多かった後藤。
彼が何処に所属していて、どんな性格をしているのか興味がある人は多いんじゃないでしょうか。
更に作中での活躍も気になる人はいるでしょうし、炭治郎のためとはいえ高級カステラを購入できた理由も知りたいはず。
今回はそんな後藤の所属や性格、作中での活躍や高級カステラを買えた理由を明らかにしていきたいと思います。
鬼滅の刃後藤の所属や性格とは?
まずは後藤の所属や性格について解説していきます。
果たして、何処に所属していて、どんな性格をしているのでしょうか!?
後藤は隠の一員
まず後藤の所属は隠(かくし)です。
隠とは前線に出た鬼を倒す鬼殺隊の隊士や柱の皆と違い、戦いには参加しない代わりに戦後処理等を行う裏方の集まりとなっています。
警察で言えば、鑑識みたいな縁の下の力持ち的な存在として重宝されているのです。
割とキレやすい
そんな隠に所属している後藤ですが、割とキレやすいです。
最初は炭治郎が柱合会議で柱に対して無礼な物言いをしていた事から、キレたりしていました。
遊郭編後も炭治郎が目覚めたのに栗花落カナヲ(つゆりカナヲ)がその事を報告しなかった事にもキレていたのです。
言い分があるとすれば、炭治郎の場合は妹の禰豆子が生きるか死ぬかの瀬戸際だったため、冨岡と違って殆ど殺す一択しかなかった柱達に対して弁明をしていました。
カナヲの場合は元々口数が少なく、炭治郎の影響で少しずつは良くなっていたのです。
ただ後藤からすれば、何故炭治郎が柱と揉めているのかは分からずとも柱がどれだけ怖い存在なのかを炭治郎より分かっていて、炭治郎がかなり無礼を働いていると思ったのでしょう。
そのため、蝶屋敷に連れて行くときに炭治郎に対してキレたのです。
カナヲに関しては子供の頃から鬼殺隊にいるから一般常識が身についていないのだと感じながら、これまでは階級が上なのもあって余り物を言いませんでした。
しかし、炭治郎が目を覚ましているのに何も報告しないのは流石におかしいと感じたのか、キレたのです。
本当はかなり面倒見がいい
キレることが多いような後藤ですが、本来は面倒見がいい部分もあります。
遊郭での戦いで負傷した炭治郎にカステラを購入したり、刀鍛冶の里での戦い後では炭治郎に絡む鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)に対して嗜めたりしていました。
その事を踏まえると炭治郎やカナヲにキレていたのも、炭治郎の場合はこのままだと炭治郎が柱に始末されそうだから助けようと、カナヲの場合は教養を身につけさせようとしたが故の行動だったんじゃないでしょうか。
数少ない常識人
キレやすいけど面倒見もいい後藤は村田とかと並んで数少ない常識人です。
上記でも負傷した炭治郎のためにカステラを買いに行ったり、仕事をきちんと行っていたりと真面目な感じがしますね。
鬼殺隊は基本常識人が少ないため、後藤や村田みたいな地味な役割しかない者達がちゃんとせざるを得ない感じなのかなと思います。
勇敢な一面も
後藤の立場上、戦いで目立つなんてことは出来ませんが、勇敢な一面があります。
無惨にカナヲが始末されそうになった時、役目とか関係なく無我夢中で助けようと駆けだしたり、肉の塊へと変化を果たした無惨に車で突撃を行いました。
特に後者では彼の勇気に呼応して、他の隠達も突撃したので影のMVPと言っても過言じゃないでしょう。
更に最終決戦後、後始末をしている時に瓦礫に頭をぶつけた際、地獄に来ていた鬼達に対して呼吸による斬られ心地を尋ねていました。
地獄とはいえ、下手すれば鬼達に襲われてもおかしくありません。
それ故に勇気がある行動だったんじゃないでしょうか。
鬼滅の刃後藤の作中での活躍
次は後藤の作中での活躍について解説します。
後藤が登場したのは柱合会議の時で、寝ていた炭治郎を起こしました。
蝶屋敷に炭治郎を連れて行く時、柱達に対して無礼な口を利いていた炭治郎を殴りながらキレていて、柱の怖さを教えながら謝るように言いました。
そして遊郭では戦後処理に赴いていて、その時に一番最初に炭治郎達を見つけたのです。
年齢は下なのに命懸けで戦う彼らを内心尊敬していて、そのためにカステラを購入してきましたが、カナヲが炭治郎の意識が戻ったのに報告しなかった事に対して彼女にキレました。
そして腹式呼吸でなほ、きよ、すみに炭治郎が目覚めた事を報告。
その1週間後、炭治郎が元気になった事を手紙で知ってドン引きしていました。
刀鍛冶の里での戦い後は炭治郎の元に行き、話をしていくうちに彼が柱と同類になりかけている事に内心ドン引きします。
それに炭治郎に厳しく絡んでいく鋼鐵塚に対して炭治郎の状態を顧みて、炭治郎のフォローをするも話が通じませんでした。
そして窓から飛び込んでガラスを割った伊之助を殴って注意しました。
最終決戦では戦いの様子を後方から見ていましたが、カナヲが無惨にやられそうになった時には思わず大声を出して飛び出しましたが、炭治郎が来たのでやられずに済んだのです。
そして夜明けとなって肉の鎧に身を包んだ無惨に対して車で突撃し、破壊される前に逃げ出しました。
こうして何とか生き残る事が出来たのですが、片付け中に瓦礫に頭をぶつけて危うくあの世に逝きかけたのです。
鬼滅の刃後藤が高級カステラを買えた理由
次は後藤が炭治郎のために高級カステラを買いましたが、この時代のカステラはとても高級品でした。
そんな高級品を何故彼が買えたのかを考察していこうと思います。
理由①給料が多かったから
1つ目は給料が多いからではないでしょうか。
鬼殺隊士になれば、それなりに給料が貰え、柱になれば無制限にお金を貰えます。
これは一歩間違えれば命を落とす危険な仕事だからです。
一番下の隊士でも20万円は貰えるので、後藤はカナヲより階級が下で炭治郎より上なので給料は20万円以上貰えていた可能性があります。
それを踏まえると余裕で買えたんじゃないでしょうか。
理由②貯金していたから
2つ目は貯金をしていたから買えたのだと思います。
鬼殺隊士は多くの給料を貰えますが、後藤は隠で危険な仕事は殆どないので余り貰えなかった可能性もあるのです。
後藤の所属場所から、仕事にお金を使うのも余り無いでしょうし、贅沢するタイプでもないと思いますので、使わない分は貯金していたかもしれません。
後藤は炭治郎よりも長く仕事をしているので、お金をそれなりに貯金していたと思いますから買えたと思います。
理由③炭治郎のために無理した
3つ目は炭治郎のために無理をした可能性があります。
後藤は口にこそ出していませんが、年下ながら頑張る炭治郎達の事を尊敬していました。
それ故に少しでも見舞い品として相応しいものにしようと、かなり無理して高級カステラを買ったのかもしれません。
鬼滅の刃後藤の所属や性格は?作中での活躍や高級カステラを買えた理由についても
以上が後藤の所属や性格、作中での活躍や高級カステラを買えた理由についてでした。
キレやすいのが玉に瑕だけど、面倒見が良くて勇敢だから全部チャラになりますね。
高級カステラを購入してきたのも男気があって良かったです。
そして後藤が隠として裏方の仕事を全うしてきたからこそ、皆は最終的に無惨を倒す事が出来たんじゃないかなと思いましたね。
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