アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
今回は登場人物の1人である獪岳(かいがく)について解説していこうと思います。
果たして、どんな人物でどのタイミングで登場する人物なのか、気になる人は多いのではないでしょうか。
そのため、解説していこうと思います。
鬼滅の刃獪岳とは何者なのか!?
まずは獪岳が何者なのかについて解説していこうと思います。
果たして、どんな人物なのでしょうか!?
善逸の兄弟子
獪岳は雷の呼吸を使う我妻善逸(あがつまぜんいつ)の兄弟子です。
善逸が累の力を貰った兄役の鬼との戦いでの回想で登場しました。
この時は顔と名前は明らかになっていませんでしたが、善逸と共に元柱の桑島慈悟郎の下で共に雷の呼吸の流派の修行を積んでいた間柄だったのが分かります。
しかし、お世辞にも仲は良くありませんでした。
その理由は性格の問題です。
善逸は泣き虫で訓練からも逃げ出す情けない人物でしたが、獪岳はちゃんと稽古に励んでいる真面目な性格でした。
そのため、善逸が何のためにここにいるのか理解できず、厳しい言葉を並べ立てて追い出そうとしていたのです。
善逸もそんな彼を嫌っていましたが、逃げる事無く厳しい訓練をこなす姿勢には憧れを抱いていました。
その憧れはある日、彼を馬鹿にした者達にイラっとして殴りかかった事もあるほどです。
実は性格に難がある
上記の様子から獪岳は真面目で他者に厳しく、厳しい訓練をしっかりこなす努力型の才能の持ち主のように見えますが、本来の性格はそうではなく、非常に難がある性格をしているのです。
勿論上記の性格なのは間違いなく、才能があるのも確かですが、もう1つの性格として自身の才能を過信していて、自分だけを認めてほしいと言う承認欲求が強い性格を持っています。
そのため、上記の理由も然り自分よりも才能が無いのにここにいて、桑島の訓練を受けている善逸の存在が気に入らないのです。
しかし、善逸の事が気にくわない一番の理由は雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃を彼が使えて、獪岳だけが使えない事。
雷の呼吸だけではなく、どの呼吸でも壱ノ型は基本中の基本の技です。
善逸は壱ノ型以外は出来ませんが、獪岳はそれ以外が出来ます。
そのため、他の弟子から陰口を叩かれていた事もあったので、上記の理由をひっくるめて善逸の事が気に入らないのです。
その善逸の事も面倒見ている桑島も内心では気に入らず、しかも鳴柱を2人に任せようとしていた事を知って激怒していた事が判明。
上記の事からも獪岳は己の才能に己惚れていて、自分だけを特別扱いしてほしいと言う思いを持っている事が分かりますね。
これくらいならまだ可愛いくらいですが、下記で説明しますが彼は次第に越えてはいけない一線を越えてしまったのです。
生きるためなら何でもする
そして獪岳は生きるためなら、どんな事でもします。
獪岳は子供の頃、鬼殺隊に所属する前の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)と他の子供達と共に過ごしていたのです。
しかし、行冥が不在の時、お金を奪おうとしたので他の子供達の手で追い出されます。
独り途方に暮れていると、鬼が現れて襲おうとしたのです。
どのように切り抜けたかは分かりませんが、獪岳は恐らく土下座しながら「自分だけ食うよりもこの先の寺にいる沢山の人間を食った方がいいぞ」と言ったんじゃないでしょうか。
しかも鬼が苦手な藤の花のお香を遠ざけたのです。
鬼も「獪岳だけを食うより、複数人の人間を食った方がいいだろう」と考えたのか、情報を提供してくれてかつ協力してくれた獪岳を見逃したのだと思います。
この経験から獪岳は生きていれば何とかなるし、何かを差し出せば生き残れると言う考えを持つようになったんじゃないでしょうか。
新たな上弦の陸に
そして獪岳は鬼になって上弦の陸の位を貰うと言う一線を越えた事をしてしまいました。
獪岳は隊士になって活動している時に上弦の壱の黒死牟(こくしぼう)と遭遇しました。
黒死牟の圧倒的な力を感じ取った獪岳は過去の経験から、土下座して命を乞うたのです。
対する黒死牟は血を獪岳に与え、獪岳はその血を飲み干して適合したため、鬼へとなりました。
そして黒死牟の推薦で上弦の陸になったのです。
獪岳が鬼になった影響で桑島は責任を取って腹を切って命を絶つ事になり、善逸も手紙でその事を知って敵になった事を理解しました。
鬼滅の刃獪岳の作中の活躍
次は獪岳の作中の活躍について解説します。
獪岳が登場したのは第4巻第34話の善逸の回想で、元柱の桑島の訓練を受けるのは幸運な事だと言いつつ、何時も泣いて訓練から逃げてばかりの善逸を責め立てていました。
しまいには手にしていた桃をぶつけて、消えろまで口にしていたのです。
それからは出番がありませんでしたが、第17巻第143話で再登場しましたが、黒死牟に血を与えられて鬼になって登場。
鬼になったせいで本来の性格である自分を認めてくれる者が正しく、そうじゃない奴は間違いだと言う考えに拍車がかかっていて、それなりに敬意があった桑島に対しても不満の言葉を口にし、侮蔑していました。
その言葉に激怒した善逸に斬られ、余りの速さに驚きを隠せませんでした。
しかし、黒死牟を見た時に溢れ出た恐怖に比べれば大した事ないと思い、昔の善逸のままだと思ってもいるのか見下したまま攻撃を繰り出していきます。
そして血鬼術で強化された剣技で善逸を追い詰め、落下していく彼に自分の方が上だと言い放ったのです。
しかしながら、善逸が独自に編み出した型である火雷神(ほのいかづちのかみ)を喰らって首を斬られ、落下する中で桑島が善逸だけに教えていたのだと激怒します。
更に善逸に敗北したと言う事実を受け入れられずにいたが、善逸も落ちているので相討ちになると確信。
そこへ愈史郎(ゆしろう)が現れ、他の者に何も差し出さなければ、他者から何も得られず、手に入れたがる者は作る能力が無いから何も得てないのと同じであると言われ、最後に自分だけあの世に逝くのは屈辱だなと言われて善逸を連れていかれます。
それ故に1人だけで命を落とす羽目となりました。
鬼滅の刃獪岳とは何者なのか!?作中の活躍についてもまとめ
以上が獪岳とは何者なのか、作中の活躍についてでした。
これで獪岳の事について分かったんじゃないでしょうか。
恐らく最終決戦もアニメとして放送すると思いますので、アニメではどんな風に動く事になるのか楽しみですね。
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