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なぜ響凱が人間を喰えなくなったのか?泣けるその理由とは?

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炭治郎が善逸と出会った後に遭遇することになった、元下弦のろくである響凱

見た目は体に複数の鼓が埋め込まれて恐ろしい姿ですが、人間の頃の記憶ともっと上に行きたいという思いと葛藤する姿など、鬼となっても人間らしさが残っているというのが特徴の鬼です。

今回はそんな響凱の人間時代について、そして性格や強さ、なぜ響凱が人間を食べられなくなってしまったのか、についても解説していきます。

どんな鬼だったのか

まず、響凱とはどんな鬼だったのかについて説明していきたいと思います。

見た目・特徴

響凱は顔に猫のひげのような紋様があるだけではなく、腹・背中・両足・両肩に複数の鼓が埋め込まれている異様な姿をしている鬼です。

見た目的にも間違いなく、そして十分に鬼なのですが、立ち姿やそれ以外の部分は他の鬼と比べると人間らしさが残っていると言えば残っている姿をしています。

上半身が裸でしめ縄のようなものを腰に巻いています。

鼓屋敷が縄張り

公式ファンブックでは鼓屋敷を自分の縄張りとしていて、人間をさらって食べていたそうです。炭治郎と遭遇する前は、鼓屋敷にさらった稀血の子供、清を巡って他の鬼と争って背中の鼓を落としているので、炭治郎と戦った時には鼓が1つない状態でした。

性格は神経質で、何かをぶつぶつと言いながら歩いている所をてる子と炭治郎に見つかったり、屋敷に他の鬼がいることに対してもかなり不満を抱いていましたよね。

元下弦の陸

また響凱は元下弦の陸で、目にはその数字の名残があります。

しかし、多くの人間を食べることができなくなってしまったため、無惨に指摘されて見限られてしまいました。

その結果下弦の陸の位をはく奪されて、右目には✖印がついていて、炭治郎と戦った時は十二鬼月ではありませんでした。

上弦の陸の数字をはく奪する時に、目に刻まれた文字を消すという方法ではなく、上から✖印を付ける、という辺りも無惨の残酷さが分かりますよね。

稀血を好む

ただ、響凱は十二鬼月に戻りたいと思っていたので、1人食べれば50人分100人分に相当するという稀血を探していました

そんな時に見つけたのが稀血の少年、清です。

清は稀血であるが故に、兄弟と一緒に板にもかかわらず清だけがさらわれています。

出会った鬼が人間をあまり食べることのできない響凱じゃなければ、兄弟全員が食べられていたかもしれません。

そうした意味では出会った鬼が響凱でラッキーでしたね!

十二鬼月に戻ろうとしていた

響凱が十二鬼月に戻ろうとしたように、どうやら十二鬼月になるのは他の鬼からしてみても憧れるようなのですが、なぜ十二鬼月になりたがるのでしょうか。

無惨から強くならなくてはいけない、というプレッシャーを他の鬼以上に受け、さらに十二鬼月になったら青い彼岸花を探す、鬼殺隊と戦う、というような仕事まで与えられます。

それにも関わらず十二鬼月を目指したいというのは、作中では分かりませんでしたが、十二鬼月になったら何か優遇されたり、メリットがあるのでしょうか?

次に響凱の強さについて簡単にまとめておきましょう。

響凱の強さ

ある意味無惨に認められていた

下弦の鬼が解体されたパワハラ会議の無惨から考えても、響凱をそのまま殺してしまう事もできたにも関わらず、数字を剥奪するだけに留めていたのはまた人を多く食って十二鬼月に戻ってくる可能性がある、強くなる素質を持った鬼だったとある意味無惨に認められていたと考察することもできます。

とはいえ、響凱と戦った時の炭治郎は肋骨が折れていたり、と満身創痍の状態でした。

十二鬼月と比べるとかなり実力差

そんなまだひよっ子とも言える炭治郎一人に首を斬られていることからも、十二鬼月と比べるとかなり実力差があったように思います。

炭治郎がまったく太刀打ちできなかった、那田蜘蛛山の下弦の伍、累と比べると十二鬼月まではまだかなり遠かったのではないかと考察することができます。

考察:響凱が人間を食べられなくなった理由

さてここから本題の「響凱が人間を食べられなくなった理由」について考察していきます。

響凱が下弦の陸を剥奪された理由は先ほどお話した通り、人間を食べられなくなったからです。

鬼の強さは人間を食った数であることが鱗滝さんから明かされていました。

え?鬼が人を食えなくなることあるの?と思った方もいたかもしれませんが、どうやら鬼が人を食べられる量には個人差がありそうだ、ということが分かった瞬間でした。

なぜ響凱は人間を食べられなくなったのでしょうか。

人間を食べれば食べるほど鬼としての力は強くなり、血鬼術を使えるようになるのです。

なのになぜ食べられなくなったのでしょうか。

響凱自身も無惨から血を与えられた時には、これからも人を食べて尚一層強くなると信じていたようなので、自分が人間を食べられなくなる日が来ることを響凱も予想していなかったでしょう。

人間を食べれる量の許容量を超えてしまった

まず1つ目の理由ですが、単に響凱が人間を食べれる量の許容量を超えてしまったということです。

つまり、十二鬼月としての素質が足りず、これ以上の成長が望めなかったのではないかということです。

次に考えられるのが、響凱の意志によるもので、個人的にはこっちが本命かな、と思っています。

人間としての理性を失うことを恐れていた

下弦の伍の累が「強くなればなるほど人間の頃の記憶も消えていく」と言っていました。

人間としての記憶が消えるということは、理性を失っていくということとイコールだとすると

人に自分の作品を認められたいと強く思っていた響凱はそうした人間としての理性を失うことを一番恐れていたのかもしれません。

そんな思いが強すぎて、十二鬼月になりたいという思いと同様に無意識に人間時代の記憶を失いたくない、理性を失いたくないと思っていたため体が人間を食べることを拒否していたのではないかと思うのです。

鬼ではありますが、簡単にいうと精神的な理由による食欲不振とでもいうような状態だったのでしょう。

みなさんは響凱が人間を食べられなくなった理由はなんだと思いますか?

もし響凱について、こんなことも考察できるのでは?等ご意見やご感想がありましたら是非教えて下さい。

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