鬼滅の刃には、鬼を倒すために様々な呼吸や技が登場しますが、今回は、鬼殺隊員が使う型の中でも強力で高威力な型を5つ選んでご紹介していきたいと思います!
選んだ型は私の独断によるものなので好みが出ていると思いますが、自分ならどの技を選ぶかな、と考えながら、是非最後までご覧ください!
①響斬無間

派手派手な音柱の技らしく、両手に持った2本の太くて長い刀を高速でヌンチャクのように振り回しながら多数の斬撃と繰り出し、さらにその1つ1つがかなり威力のある爆発を使った攻撃です。
そして攻撃範囲はとても広範囲で派手です。
これは天元と炭治郎に首を斬られそうになった妓夫太郎がノーモーションで殺傷力が高く広範囲な血鬼術、円斬旋回を出した時に、円斬旋回の間合いにいる炭治郎を飛ばし、とっさに繰り出し、応戦しました。
響斬無間は、妓夫太郎の最強の技の円斬旋回を防ぐことができる強力な技ですが、無数の爆発を起こす騒がしい技なので相手の姿を見失ってしまうことが難点です。
実際妓夫太郎を見失って雛鶴を殺されそうになっていましたよね。
強力だけど、次の一手に出づらい技とも言えるかもしれません。
②煉獄

無限列車での大活躍した炎柱:煉獄杏寿郎が猗窩座に対して使った技です。
炎の呼吸:玖ノ型であり奥義、そして自分の家の名前がついていることから考えても炎の呼吸では現時点で最強の技と言えるでしょう。
肉体を鍛え上げたことにより、鋼鉄のように硬い上弦の参「猗窩座」の首を斬るために、「一瞬で多くの面積をねこそぎえぐり斬る」ために放たれた技です。
結果的に煉獄さんの生前最後の技となってしまいました。
いつでもどんな体勢からでも瞬時に技を出すことのできる煉獄さんがしっかりと足を踏ん張って気を極限まで練り上げて、腰を低くして体をひねるという、ある種のタメのような独得の構えから繰り出されました。
猗窩座の首こそ斬れませんでしたが、左肩を深くえぐり左腕も千切れかけていたので、かなり威力の高い技と言えるでしょう。
この技を出そうしていた煉獄さんを見て、猗窩座はその完成度の高さ、闘気に震えるほどの感動と喜びを感じていました。
猗窩座は終始、煉獄さんを鬼になるように勧誘していたので、本気を出していなかったのかもしれませんが、それでも痣の発現なし、また赫刀でもない煉獄さんが上弦の参と一人で戦い、そして体をギリギリまで斬ることができた、と考えるとめちゃくちゃ強い技であることは間違いなさそうです。
③生生流転

続いて水の呼吸:拾ノ型:生生流転です。
作中では水の呼吸を使うことのできる、炭治郎と冨岡義勇が使っていました。
回転するごとに威力が増していく連撃の技です。
水の呼吸の中では連撃するように斬撃を放つ技はいくつかありますが、攻撃を重ねていくことでどんどん威力が上がっていくというのは生生流転のみです。
この技が描かれるときには水の竜が登場して相手を飲み込むようなエフェクトが付けられて、それもまたとてもかっこいい技です。
人間が使うものなので、体力の限界もありますし、攻撃力の上限もあるのでしょうが、斬られてもすぐに回復し基本的には不死身の鬼と戦うにはとても心強い技です。
また、生生流転は唯一ヒノカミ神楽と繋げることができた唯一の技でもあります。
ヒノカミ神楽と繋げた時は水の竜が炎をまとうという、これもまたとてもかっこいいエフェクトがついていました。
そもそもヒノカミ神楽は始まりの呼吸であり最強の呼吸と言われている日の呼吸なので
その最強の呼吸の技と合わさった生生流転はかなり威力がある、ということは想像できますよね!
生生流転の初登場は、那田蜘蛛山での累との戦いです。
水面斬りでは斬ることのできなかった累の硬度の高い糸を生生流転で斬ることができました。
また、無惨戦で義勇が使う等、様々な場面で使われた水の呼吸の中では最強の攻撃力を持つ技です。
ただ、攻撃力は高いのですが回転する時間や場所が必要となるので、使用できる状況が限られます。
作中には何度か生生流転は出てくるのですが、頻繁に使われる技ではなく、いざという時の決め技的な意味合いで出てくることが多いのが特徴です。
④塵旋風・削ぎ

名前からして強そう、痛そうです。
これは風柱:不死川実弥が使った技で、風の呼吸:壱ノ型です。両手で刀を握り、そのまま激しいスピードのままらせん状に回転しながら一直線に突進する技で地面や、建物の支柱を「削ぎ」の技の名前の通りに削り取りながら、斬りきざみます。
風の呼吸の激しさ、荒々しさが全面に出ている技で、無限城で上弦の壱:黒死牟に対してこの技を出した時は今まで刀身を見せていなかった黒死牟ですら、この技を受ける為に初めて刀身を見せました。
それより以前の柱稽古の際に冨岡義勇に対して出した時も、そのスピードと激しさから、あの義勇さんでさえも反応できていませんでした。
柱である義勇さんが反応できず、無惨を除く鬼の中で最強の上弦の壱:黒死牟もちゃんと受けなければ危ないと判断された強力な技と言えるでしょう。
さらにこの技を使う、不死川実弥の血走った目と気迫の迫力も加わって恐ろしさが増す気がします。
無惨を除く鬼の中で最強の黒死牟がまともに応戦した技、と考えると「塵旋風・削ぎ」は「迫力・強さ・怖さ」で最強レベルの技であると言えるでしょう。
⑤蛇紋岩・双極

これは岩の呼吸:壱ノ型で岩柱:悲鳴嶼行冥が使用しました。
悲鳴嶼さんといえば!の手斧と棘鉄球の日輪刀を同時に回転させながら相手に放って挟み込む技です。
ただでさえ、手斧と鎖鉄球という殺傷能力の高い武器を持った大男の悲鳴嶼が、2つの武器を同時に投げてくる、となると鬼にとっては地獄の光景でしょう。
実際に鬼に斬られた感想を聞いてみたところ、痛みというよりは見た目が怖いというような感想が多く悲鳴嶼さんの存在そのものが威圧感を与えるものである、ということがよくわかります。
しのぶさんも悲鳴嶼さんが来てくれたら安心するよね、と言っていました。
破壊力ある力技が多い岩の呼吸ですが、実は繊細で器用な鎖さばきと戦闘センスが求められます。
重さも大きさも形状も異なる武器を自分の手足のように操って敵を攻撃する。
ましてや悲鳴嶼さんは盲目なので、その戦闘センスの高さがうかがえます。
戦いの中で透き通る世界に入ることもできていましたもんね!
炭治郎は盲目であることに気づいていなかったようなので、近くで接していてもあまり気づかない程悲鳴嶼さんは早く、力強く動けるのだろうということが予想できます。
また、この手斧と棘鉄球の攻撃は、鎖の長さがある程度あるので中距離の攻撃が可能です。
鎖の長さで敵との距離を保てるので次の攻撃に繋げやすい、という利点もあります。
柱の中でも最強の悲鳴嶼さんが繰り出す手斧と棘鉄球の攻撃は一撃の強さ・破壊力共に全呼吸の技の中でも強力な型と言えるでしょう。
強力で高威力な型5選ということでお話してきましたが、鬼滅の刃の中には、他にも強い型、しなやかな型、トリッキーな型等さまざまな魅力的な型が沢山あります。
もし、この型も強いよ!私が思う強い型はこれだ!等、ご意見ありましたら是非教えてくださいね!
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