アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
今回は刀鍛冶の里編から本格的に登場した霞柱の時透無一郎(ときとうむいちろう)について解説していこうと思います。
無一郎は刀鍛冶の里編から登場した上弦の壱である黒死牟(こくしぼう)と関係があるのです。
なのでこの記事ではこの2人の関係性、そして黒死牟がいた継国家と無一郎の家である時透家の関係性について考察していこうと思います。
鬼滅の刃時透無一郎と黒死牟の関係性
まずは無一郎と黒死牟の関係性について解説します。
果たして、どんな関係性があるのでしょうか!?
継国家の血を引いている
無一郎と黒死牟は継国家の血を引いています。
黒死牟は継国縁壱の双子の兄の継国巌勝(つぎくにみちかつ)で、父親の後を継ぐために剣の腕を磨いていました。
しかし、縁壱が剣士としての突出した才能を見せつけた事で跡継ぎの座が揺らぎ始めます。
ただ縁壱は後を継ぐ気は無かったので、母親が命を落とした後にさっさと出ていったのです。
しかも縁壱は母親に甘えていると思っていたら、実は病気がちの母親を支えていた事を知ると激しい嫉妬と憎悪を抱きます。
それでも縁壱がいなくなったので、平穏な日々を送りつつ、妻子と共に暮らしていました。
その後は縁壱と再会して鬼殺隊に入り、無惨の誘いを受けて鬼になったのです。
そして残された妻子は何とか血筋を残し、最終的に無一郎が生まれる事になりました。
無一郎が天才剣士なのは血筋によるもの
無一郎は幼いながら天才剣士として名を馳せたのは血筋によるものです。
無一郎は刀を握ってから2か月で柱へと成り上がっており、無一郎の鎹烏の銀子も無一郎は日の呼吸の子孫であると言っていました。
この時点では本当かという思う読者もいた事でしょう。
しかし、無限城編で無一郎が巌勝の子孫である事が判明したので、ある意味銀子が言っていた事も間違っていなかったと思います。
縁壱程ではないですが、巌勝も日の呼吸の派生系である月の呼吸を会得していた事かつ鬼になって上弦の壱の座に君臨していた事から、十分に才能はあったでしょう。
なので無一郎が天才剣士と評されていたのは、血筋によるものだったと言う事に間違いないと思います。
勿論、無一郎が努力したのもありますが、それでも血筋も少なからず影響していた筈です。
黒死牟は無一郎が子供の子孫だと見抜けた
黒死牟は無一郎と初めて会った時に自分の子供の子孫だと見抜いていたのです。
無一郎が黒死牟の部屋に入り込んだ時、黒死牟は彼を見て、懐かしさを感じ取っていました。
無一郎の名字を聞いた時、自分の子孫であると確信したのです。
無一郎の目は自身や縁壱の目と同じ感じなので、目を見て気づいたのでしょう。
鬼滅の刃継国家と時透家との関係性について考察
次は継国家と時透家との関係性について考察します。
果たして、どんな関係性なのでしょうか!?
時透家は代々継国家に仕えてきた家柄
恐らく時透家は継国家に仕えてきた家柄なのではないでしょうか。
継国家は戦国時代では武家であり、大正時代には途絶えていて、対する時透家は大正時代には杣人として活動していました。
そんな時透家に継国家の子孫が生まれるとはあり得ません。
しかし、黒死牟は嘘を言う性格ではありませんし、本当の事なのだと思います。
この事から時透家は杣人となる前は継国家に仕えていた家柄で、巌勝の子供を預かった可能性があるのです。
継国家は継国巌勝が鬼になってから凋落した
継国家は大正時代では途絶えている様子でしたが、それは巌勝が鬼になったせいではないでしょうか。
継国家には跡を継ぐべき存在の巌勝がいなくなり、重臣と言えるべき者達が幼い子供達に代わって政治を行っていたんじゃないかと思います。
しかし、思い通りにいかずに衰退していたのかもしれません。
巌勝は子供を時透家に託す
巌勝は自分の子供達を時透家に託していたんじゃないでしょうか。
巌勝は鬼に襲われた際に縁壱と再会して、縁壱に対する憎しみを再燃させ、彼と同じ力を手に入れるために妻子を捨てて、鬼殺隊に所属する事を決意しました。
しかし、曲がりなりにも巌勝は継国家の後を継ぐ存在なので、そう簡単に去られては困りますし、妻も反対したでしょうし、子供も引き留めたでしょう。
対する巌勝は流石にこのまま黙って去っていくのは気の毒と感じ、実家に仕えていた時透家の者に子供を託したんじゃないかなと思います。
巌勝がいなくなったとなれば、子供を補佐するのは重臣達になると思いますが、こういうケースは重臣達が大きな力を持って好き勝手にするパターンです。
一方で時透家は長らく仕えていて、人格も良かったから信頼に足る存在だったんじゃないでしょうか。
実際、無一郎の父親も風邪を引いた妻のために薬草を取りに行った人格者なので、上記のような存在の可能性は大。
なので巌勝の子供を預かった時透家の者は大層可愛がった事でしょう。
血筋を守るために杣人として活動していた
やがて継国家は滅び、時透家は継国家の血筋を守る為に杣人として活動するようになりました。
もし巌勝の子供が生きているとすれば、お家再興等に利用される運命になるでしょう。
そうはさせたくなかった時透家の者は杣人として活動し、巌勝の子供達の生活を支えていたのだと思います。
まさか武家の子供が杣人に面倒を見てもらっているとは思ってもみないでしょう。
次第に巌勝の子供も自分達ばかり面倒を見てもらうわけにはいかないと思って、時透家の者の手伝いをし始めたと思いますね。
やがて巌勝の子供が時透家の者と関係を持つ事で血を繋ぎ、大正時代に無一郎と言う子孫が生まれる事になりました。
鬼滅の刃時透無一郎と黒死牟の関係性とは?継国家と時透家との関係性についても考察まとめ
以上が時透無一郎と黒死牟の関係性、そして黒死牟がいた継国家と無一郎の家である時透家の関係性についての考察でした。
無一郎も無限城の戦いで命を落としてしまったので、これで完全に継国家の血筋は途絶えてしまいました。
しかし、遥か未来では双子の赤ん坊がいた事から、無一郎は昔亡くなった兄の有一郎と共に転生したのでしょう。
今度は血を絶やすことなく永遠に続いてほしいものです。
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