アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
今回は第3期の初めで判明していなかった上弦の鬼達が遂に登場した事で盛り上がった十二鬼月を考察します。
十二鬼月は無惨の側近の鬼達で、戦闘力も普通の鬼とは一線を課す強さを誇っているのです。
そんな十二鬼月ですが、どういう経緯で無惨が選出したのか気になる人は多いんじゃないでしょうか。
そう言う事でこの記事では無惨が十二鬼月を選ぶ事にした基準を考察します。
鬼滅の刃鬼舞辻無惨が十二鬼月を選ぶ基準
それでは基準について考察していきます。
考察としては以下の通りではないでしょうか。
基準①強いかどうか
1つ目は強いかどうかです。
鬼達は並の人間とは身体能力にかなりの差がありますし、血鬼術という強力な術を扱える個体もいます。
十二鬼月は少なくとも血鬼術を使っていた事から、血鬼術を使えるかどうかが選出されるかどうかの最低限になって来るんじゃないでしょうか。
その最低限があるのと人間を多く捕食した鬼が選ばれるのだと思います。
鬼が強くなるためには人間をより多く食すことであり、上弦の弐の童磨が言うには女性の方が栄養があるそうです。
実際、童磨が古くから上弦の参を務めている猗窩座(あかざ)を倒して上弦の弐まで上り詰める事が出来たのも、女性を食いまくって来たからなのでしょう。
ただ例外として、猗窩座を始めとしたほんの一握りの鬼は人間を食うだけじゃなく、鍛錬もしていました。
これも強くなるための手段ではありますが、時間がかかるので人間を沢山食った方が手っ取り早く強くなれるので、やはり十二鬼月になるには人間を食って強くなるのが一番なのでしょうね。
基準②人間とは違う思考の持ち主かどうか
2つ目は人間とは違う思考の持ち主どうかです。
基本人間は仕事熱心であり、真面目な人柄ではありますが、時には理不尽な事を平気でやったりもします。
更には狂人だったり、変人だったりする人間もいますが、こうした人間達は普通ではないので間引かれてしまうのです。
鬼達も人間時代の事を殆ど忘れてしまっているせいなのか、結構狂人だったり、変人だったりしています。
上弦の肆の半天狗(はんてんぐ)、上弦の伍の玉壺(ぎょっこ)はそれにあたるんじゃないでしょうか。
そう言う思考を持つ者が十二鬼月に選出されるのでしょう。
基準③不満を持っているかどうか
3つ目は不満を持っているかどうかです。
鬼となった者達は人間時代に何らかの不満を持っていた者がいます。
上弦の壱の黒死牟(こくしぼう)は弟の継国縁壱(つぎくによりいち)を超えられない事に不満を抱いていました。
新たに上弦の陸になった獪岳(かいがく)は壱ノ型しか使えない善逸と共同で柱になる事、そうするように推し進めている桑島慈悟郎(くわじま じごろう)に不満があったのです。
そういう不満が強い者こそ人間に憎しみや恨みがあり、人間を捕食しようと言う気になると言うものです。
そのため、そういう人間に強い不満を持つ者が十二鬼月に選出されるのでしょう。
基準④不幸を味わったかどうか
4つ目は不幸を味わったかどうかです。
上記で述べたように鬼になった者達は人間時代に不満を持つ者がいますが、中には不幸を味わった者達もいます。
下弦の伍の累は鬼になった事で病弱ではなくなったが、両親から殺されかけた事があるのです。
上弦の陸の堕姫(だき)は遊女として活動していたが、相手をしていた侍に兄の妓夫太郎(ぎゅうたろう)を馬鹿にされたので目を突き刺した為、激怒した侍に生きたまま焼かれてしまいました。
その兄の妓夫太郎も取り立て屋をしていた事で恨まれていて、侍に依頼した女将に重傷を負わされたのです。
それに半天狗は嘘を吐き続けてしまったせいで捕まって斬首される事になり、玉壺は自分をからかった子供を始末し、その遺体を壺に詰めたため、復讐としてその子供の親に滅多刺しにされました。
猗窩座も病弱の父親に薬を買うために盗みをしていたがその父親が苦に感じて自害し、自分の面倒を見てくれた慶蔵と結婚寸前までいった恋雪(こゆき)を殺されてしまったのです。
これらの不幸を味わった鬼達もまた不満を持っている鬼達同様に人間達に食い散らかしたいくらい憎んでいます。
そのため、人間時代に不幸を味わった者が十二鬼月に選出されるのでしょう。
基準⑤人を殺しても何も感じないかどうか
5つ目は人間を殺しても何も感じないかどうかです。
どの鬼達も人間を殺す事には何の躊躇もしていませんが、それでも重要な事であります。
それに十二鬼月となると、人間時代から歪んでいる者が多いです。
上記でも述べたように玉壺は自分の事を小馬鹿にした子供を殺して壺の中に入れる猟奇性を見せていました。
そういう猟奇性も十二鬼月には必要なのでしょう。
基準⑥向上心があるかどうか
6つ目に向上心があるかどうかです。
上弦だからと胡坐をかくことなく任務を忠実に行い、向上心がある者を無惨は好んでいる様子。
実際、黒死牟の事はビジネスパートナーとして信頼していて、猗窩座に関しても炭治郎達を始末せずに青い彼岸花を見つけていない事を叱責しても真面目な姿勢の彼を評価していて、妓夫太郎の事も貪欲な姿勢を評価しています。
無惨が気に入っている3人の評価からも、ちゃんと向上心があるかどうかが必要なのでしょう。
ただ忠誠心があるだけでは駄目であり、忠誠心が厚い童磨は向上心が無いので余り快く思っていません。
鬼滅の刃鬼舞辻無惨が十二鬼月を選ぶ基準まとめ
以上が無惨が十二鬼月を選ぶ事にした基準についてです。
他にも選出基準はあるかもしれませんが、大体の選出基準はご覧の通りではないでしょうか。
そう考えると割と真っ当な選出基準ではないかなと思いますね。
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