鬼殺隊の中でも最強を誇る柱の一人で、炎の呼吸を扱う炎柱の煉獄杏寿郎。
6巻の柱合会議の時に初めて登場し、8巻の途中で上弦の参である猗窩座との戦いで敗北して若くしてその命を散らしました。
僅かしか登場していない杏寿郎ですが、数多くの名言を残しています。
今回は煉獄杏寿郎が残した数々の名言について発表していくつもりです!
- 煉獄杏寿郎の14の名言
- 罪なき人に牙を剥こうならばこの煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!
- そんなことで俺の情熱は無くならない!心の炎が消えることはない!俺は決して挫けない
- どんな道を歩んでもお前は立派な人間になる!燃えるような情熱を胸に頑張ろう!頑張って生きて行こう!寂しくとも!
- 柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!
- 呼吸を極めれば様々なことができるようになる。何でもできるわけではないが昨日の自分より確実に強い自分になれる
- 老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ
- 強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない侮辱するな
- 俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!
- 母上俺の方こそ、貴女のような人に生んでもらって光栄だった
- 竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ
- 竈門少年、俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める
- 胸を張って生きろ
- 柱ならば後輩の盾になるのは当然だ
- そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ、俺は信じる、君たちを信じる
煉獄杏寿郎の14の名言
それでは杏寿郎が残した14の名言を発表していきます。
名言は以下の通りになっているのです。
罪なき人に牙を剥こうならばこの煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!
①「罪なき人に牙を剥こうならばこの煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!」(第7話第54話)
1つ目は無限列車に出現した鬼に対して言い放った台詞です。
この台詞から杏寿郎が炎の呼吸の使い手なのだと実感できる台詞と言えます。
強力な炎の斬撃を繰り出して鬼を一撃を葬り、乗客に誰も犠牲を出せなかった事から言葉だけじゃなく、柱としての実力を示しました。
そんなことで俺の情熱は無くならない!心の炎が消えることはない!俺は決して挫けない
②「そんなことで俺の情熱は無くならない!心の炎が消えることはない!俺は決して挫けない」(第7巻第55話)
父親の煉獄槇寿郎に冷たい言葉を投げかけられた後、心配そうにする弟の煉獄千寿郎に対して言った言葉です。
本当は槇寿郎に言われた言葉に内心傷ついていました。
しかし、そんな感情を顔に出してしまうと千寿郎が更に不安がるため、兄らしく振舞った台詞と言えるでしょう。
どんな道を歩んでもお前は立派な人間になる!燃えるような情熱を胸に頑張ろう!頑張って生きて行こう!寂しくとも!
③「どんな道を歩んでもお前は立派な人間になる!燃えるような情熱を胸に頑張ろう!頑張って生きて行こう!寂しくとも!」(第7巻第55話)
先程の名言の後に千寿郎に対して言った言葉です。
千寿郎は剣士としての実力を持っておらず、物心ついた頃に母親の煉獄瑠火を失い、槇寿郎に冷たくされたので色々不安がっていました。
少なくとも兄として千寿郎の味方になり、励ましてやろうと言う兄らしい台詞と言えるでしょう。
柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!
④「柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!」(第7巻第60話)
魘夢が作り出した悪夢から目覚め、乗客を襲おうとしていた触手に対して言った独り言です。
本来は柱として先陣切って戦わないといけない立場でありながら、竈門炭治郎達隊士が先頭を切って戦っていました。
それは柱として非常に情けなく感じたから、上記のような台詞が出たのでしょう。
実際、汚名返上と言わんばかりに200人近くの乗客を守り抜きました。
呼吸を極めれば様々なことができるようになる。何でもできるわけではないが昨日の自分より確実に強い自分になれる
⑤「呼吸を極めれば様々なことができるようになる。何でもできるわけではないが昨日の自分より確実に強い自分になれる」(第8巻第62話)
魘夢を倒したものの傷口が酷く、出血死しそうなところを杏寿郎の指示で呼吸法で止血をした炭治郎に杏寿郎が言った台詞です。
まだ炭治郎の呼吸法が未熟だと感じた杏寿郎は、もっと鍛えれば強くなれるぞとアドバイスしたと言える台詞と言えます。
杏寿郎も最初から出来たわけではなく努力で呼吸法を身に着けたでしょうから、自身の経験をもとにアドバイスした事から先輩らしい台詞ともいえるでしょう。
老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ
⑥「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ」(第8巻第63話)
猗窩座に人間は年を取れば弱くなるが、鬼になればずっと特訓できるしより強くなれると鬼になるメリットを言った後に言い放った杏寿郎の台詞です。
猗窩座の言う通り、人間は年を取っていけば弱くなり、やがて死に至ります。
しかし、杏寿郎は鬼から見れば短い人生でも、人間はその短い人生の中で美しい生き様を見せる事を知っているため、上記のような台詞を言ったのでしょう。
強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない侮辱するな
⑦「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない侮辱するな」(第8巻第63話)
猗窩座が炭治郎の事を弱者と評した事に対し、杏寿郎がこう言いました。
杏寿郎はまだまだ未熟ながらも炭治郎が魘夢との戦いに勝利した事を知っています。
弱いと言う事は鍛えればまだまだ強くなれる見込みもあると言う事から、ただ単に弱者だと言って見込み無しと言わんばかりの猗窩座の言葉を否定するかのように上記のような台詞を言ったのでしょう。
俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!
⑧「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」(第8巻第64話)
猗窩座によってボロボロになり、再度の誘いも跳ねのけるかのように闘気を放った杏寿郎の台詞です。
恐らく体がボロボロで、下手すれば命を落としてしまうだろうと思ったのでしょう。
せめて猗窩座を道連れにして勝つか、仮に負けても炭治郎達だけは守ると言う柱としての覚悟を決めた台詞と言えます。
母上俺の方こそ、貴女のような人に生んでもらって光栄だった
⑨「母上俺の方こそ、貴女のような人に生んでもらって光栄だった」(第8巻第64話)
猗窩座に腹部を貫かれながらも頸を斬ろうと力を込めた時、瑠火の事を思い出し、感謝した台詞です。
杏寿郎の性格、生き様は母親の影響が大きいと言えます。
杏寿郎も母親の言葉を受けて、それに恥じない生き方をしてきたと思いますし、このままじゃ炭治郎達が危ないからという思いから腕を動かしたのでしょう。
それは母親の言葉を思い出し、奮起できたからと言えますし、母親の言葉を思い浮かばなかったら命を落としていたと思いますので感謝したのだと思います。
竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ
⑩「竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ」(第8巻第65話)
太陽が出てきたから逃げ出した猗窩座に炭治郎が文句を言った時に言った台詞です。
炭治郎はただでさえ重傷を負っていて、止血しているとはいえ、無理に動いたり、大声を出したりしたらまた血を流してしまいます。
そうした場合、命を落としてしまう可能性があるのです。
杏寿郎は皆を守るために戦ったので、炭治郎が命を落とすのを何としても止めるために上記の台詞を言ったのでしょう。
竈門少年、俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める
⑪「竈門少年、俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める」(第8巻第66話)
炭治郎への遺言として妹の竈門禰豆子の事を仲間として認めた発言です。
初登場の時、禰豆子に対してすぐさま処刑するべきと至極真っ当な事を言っていました。
しかし、今回の戦いで人間のために戦い、人間を襲うような真似をしなかった事から禰豆子の事を認めたため、上記のような台詞が出たのでしょう。
胸を張って生きろ
⑫「胸を張って生きろ」(第8巻第66話)
自分の死に心が折れそうな炭治郎に対して言った台詞です。
上弦の鬼が生きている以上、今回の事以上の脅威や苦しみが待ち構えているのは間違いないと言えます。
その度に今回みたいに心が折れそうになっても、胸を張って生き抜けと言う励ましの台詞と言えるでしょうね。
柱ならば後輩の盾になるのは当然だ
⑬「柱ならば後輩の盾になるのは当然だ」(第8巻第66話)
炭治郎が気にしそうだから、気にするなと言わんばかりに行った台詞です。
先輩にとって後輩は無限の可能性に満ちていて、命懸けで守らないといけない存在と言えます。
今回守った炭治郎達は将来有望なので、守ってその命を散らす事になっても惜しくないから上記の台詞が言えたのでしょう。
そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ、俺は信じる、君たちを信じる
⑭「そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ、俺は信じる、君たちを信じる」(第8巻第66話)
炭治郎達に対する最期の台詞です。
今回の戦いで将来が楽しみになったから、このような台詞が言えたのでしょう。
後に炭治郎達はこの言葉通り、己をより鍛え、上弦の鬼達を苦戦の末倒し、巨悪である鬼舞辻無惨を撃破出来たので、杏寿郎の目に狂いは無かったと言えます。
以上が煉獄杏寿郎の名言についてです。
僅かな登場だけでしたが、これだけの名言を残せたのは凄いですね。
しかし、改めてこんな強くて後輩思いの彼がこうして早めに命を失ってしまったのは惜しいと思いました。
コメント