アニメ柱稽古編が終了して、劇場版無限城編が始まるのをファンは待つ事になった鬼滅の刃。
今回は敵として登場する鬼達の中で、鬼になる前の人間時代に哀しいエピソードがある鬼TOP5を発表したいと思います。
登場する鬼達は皆人間を食ったり、平気で酷い事をする者が殆どですが、鬼になる前は色々と哀しい過去を背負ったりしているのです。
本当にそうなのかと疑問に持つ者達も多いのではないでしょうか。
それ故に鬼になる前の人間時代に哀しいエピソードがある鬼TOP5を発表したいと思います。
鬼滅の刃人間時代に哀しいエピソードがある鬼TOP5
それでは人間時代に哀しいエピソードがある鬼のTOP5を発表したいと思います。
ランキングは以下の通りです。
第5位 鳴女
第5位は鳴女(なきめ)です。
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の側近を務める女の鬼で、無限城を造れる血鬼術を持ち、新たに上弦の肆になってからは探知に優れた血鬼術を使えるため、無惨から評価されています。
彼女は人間時代、琵琶奏者として働いていましたが、夫が博打で稼いだ金を巻き上げていくため、貧しい日々を送っていました。
そして夫は仕事で使う着物を売り払おうとしたので始末し、その後に仕事を行った時に客から音色を褒められたのです。
その後、人を始末してから演奏をするようになりました。
そして無惨を殺そうとしたら、逆に返り討ちに遭い、鬼に変えられたのです。
とても酷い夫がいたせいで道を誤ってしまいましたし、ちゃんとした夫だったら貧しいながらもまともな生活が出来たかもしれませんので。可哀想だと思いますね。
第4位 珠世
第4位は珠世です。
戦国時代から無惨によって鬼になっていましたが、継国縁壱(つぎくによりいち)が無惨を追い詰めたため、鬼特有の呪いが解除されました。
その後は無惨を倒すために1人研究に明け暮れ、炭治郎達に協力したのです。
元々普通の人間で、夫と子供もいて、普通に暮らしていましたが、病にかかってしまって命を落としかけていました。
そんな中、無惨が現れて生きるために鬼にしてもらったものの、人間を捕食したいと言う衝動のせいで夫と子供に手をかけてしまったのです。
鬼にしてもらったのは病から回復して、子供の成長を見届けたかっただけだったので、後にこんな結果を招くなら鬼にはなりたくなかったと語っています。
鬼になってまで子供の成長を見届けたかっただけなのに、こんな惨事になってしまったのですから可哀想としか言えません。
第3位 累
第3位は累です。
下弦の伍となった鬼であり、糸を操る血鬼術で炭治郎達を大いに苦しめ、自身の力を分け与えた鬼達と家族として暮らしていました。
人間時代は虚弱体質で、外で思い切り遊べず、家族と暮らすしか出来ませんでした。
そこへ無惨が現れて、鬼にしようとしてきて、累は承諾して鬼にしてもらいました。
鬼になったおかげで累は太陽が出ていなければ、自由に動き回る事が出来るようになりましたが、家族は快く思いませんでした。
そして累は人間に手をかけ、母親は悲しみ、父親は手にかけようとしたので返り討ちにしました。
自由に動き回れるように鬼になったのに、そのせいで家族を手にかけてしまう事になってしまったのが可哀想ですね。
第2位 猗窩座
第2位は猗窩座(あかざ)です。
上弦の参の鬼で、強さを求めて己を鍛える鬼。
人間時代は狛治と言う人間であり、病弱の父親を助けるために薬を盗んでは捕まるを繰り返していました。
父親は彼に真っ当な道に進ませるために自らの命を絶ったのです。
その事を知って絶望する狛治の元に現れたのは、慶蔵(けいぞう)や恋雪(こゆき)でした。
慶蔵に鍛えてもらい、病気がちの恋雪の面倒を見ているうちに狛治は安らぎを得て、近いうちに恋雪と結婚する事になりました。
あくる日、狛治が父親の墓参りをしている隙に剣術道場の者達が井戸に毒を入れ、それを飲んだ慶蔵と恋雪は息を引き取ってしまったのです。
この事に狛治は激怒し、剣術道場の者達を皆殺しして、夜の街を歩いていたら無惨と出会って鬼に変えられました。
生みの親と師匠的存在、恋人の全てを失ってしまったのですから、可哀想と言えますね。
第1位 堕姫と妓夫太郎
第1位は堕姫と妓夫太郎です。
上弦の陸の鬼達で、両方の首を同時に切断しないと倒せないと言う厄介な鬼達でもあります。
妓夫太郎は人間時代、生まれた時から酷い風貌だったのでまともな人間扱いされず、酷い暮らしを余儀なくされていたのです。
そして美しい顔をした人間時代の堕姫こと梅が誕生したので、救われた思いをしたのでその彼女に酷い事をしようとした母親を懲らしめ、立場を逆転させます。
その後、喧嘩が強い事に気づいて、遊郭の掛け金回収の取り立ての仕事を行い、それなりの幸せを手にしていました。
しかし、梅が相手をしていた侍の目を簪に刺してしまったので、激怒した侍が彼女を生きた状態で焼いたのです。
妓夫太郎が駆けつけた時にはまだ辛うじて生きていましたが、彼の事を目障りに感じていた女将が侍と組んで、2人とも始末しようとしました。
この事に吹っ切れた妓夫太郎は2人を始末し、梅をおぶって彷徨うも途中で倒れてしまいます。
そこへ当時上弦の陸だった童磨が鬼に変えたのです。
妓夫太郎は生まれた時からずっと酷い目しか遭っておらず、堕姫もまた若くして酷い目に遭ったので可哀想と言えます。
鬼滅の刃殆どの鬼は人間時代に身勝手な理由で悪さをしていた
上記のようにかなり哀しい目に遭った鬼達もいますが、殆どの鬼達は人間時代に身勝手な理由で悪さをしてきました。
上記の者達はやったこと自体は許せませんが作中に出てきた鬼達の中では、情状酌量の余地はあります。
母鬼や響凱もTOP5には入れませんが、まだ救いようがあると思います。
しかし、自身を正当化して嘘をついて人のせいにしてきた半天狗、揶揄った子供を始末して壺の中に入れた玉壺(ぎょっこ)等の鬼は人間時代から本当に何処か狂っていたので、救いようはないでしょう。
鬼滅の刃人間時代に哀しいエピソードがある鬼TOP5まとめ
以上が鬼になる前の人間時代に哀しいエピソードがある鬼TOP5でした。
本当に一握りしかいない感じですね。
それに鬼になった瞬間、人間時代の記憶が殆ど消えてしまうので、悲しいものだと感じがします。
コメント