鬼滅の刃では、様々な名勝負が繰り広げられてきました。
その中でも、これは!という名勝負を今回はランキング形式でご紹介していきます!
5位:vs黒死牟
5位:vs黒死牟
5位は十二鬼月最強の鬼、上弦の壱:黒死牟との戦いでした。
鬼の中では無惨に次ぐ強さ、そして、初めての呼吸を使う剣士。
そう考えるとおそらく初めて鬼殺隊から鬼になったと思われる黒死牟:継国巌勝。
無限城で、霞柱:時透無一郎がまず遭遇。
その圧倒的な強さに、玉壺を一気に倒した無一郎がほとんど何もすることなく柱に固定されてしまう程の強さでした。
いつも冷静で動じない無一郎が怖気がするほどの威圧感、重厚感を持っていました。
上弦の壱との戦いにふさわしく、鬼殺隊でも上位の実力を持った柱達、悲鳴嶼行冥、不死川実弥、時透無一郎、そして不死川玄弥との戦いで緊迫感が伝わってきましたよね。
まさに上弦の壱との戦い、それぞれが死力を尽くした戦いでした。
かすり傷1つつけることが出来ないほどの圧倒的な強さの黒死牟との戦いは、鬼滅の刃の数々の戦いの中でも絶望の連続でした。
この戦いでは、悲鳴嶼行冥と黒死牟の最強対決の他、不死川兄弟の別れ、時透兄弟の死後の再会など、黒死牟を語る上で因縁と言える「強さ」「兄弟の絆」が含まれた戦いでした。
戦いそれ自体の激しさもさることながら、それぞれの兄弟の絆、そして黒死牟の最期に感動した人も多かったのではないでしょうか。
いつも怒っていて怖い実弥の弟に対する思いと死なせたくないという慟哭、そして無一郎が兄有一郎に再会した時に言った「幸せになるために生まれてきた」という言葉は、全員がそれぞれ複雑な想いや過去を抱えながら懸命に戦ってきたのがわかったシーンでもありました。
そして黒死牟の最期。
鬼の中でトップになっても、自分がなりたかったものには結局なれなかった黒死牟の生真面目さと切なさがグッときましたよね。
そんな黒死牟との戦いが5位でした。
4位:猗窩座vs煉獄杏寿郎
4位:猗窩座vs煉獄杏寿郎
劇場版無限列車編の大ヒットも記憶に新しい、猗窩座vs煉獄杏寿郎の戦いが4位です。
猗窩座は初めて現れた上弦の鬼であり、その圧倒的な強さを鬼殺隊に見せつけました。
魘夢との戦いの後で満身創痍の炭治郎の前に突如襲来した猗窩座を煉獄杏寿郎が1人で迎え撃ちました。
炭治郎と伊之助は、2人のあまりのスピードと自分との力の差に愕然とし、戦闘に参加することすら出来ませんでした。
この戦いは、炭治郎や伊之助のその後に大きな影響を与える戦いとなりました。
煉獄さんの生き様や最期の言葉、後輩に託した未来への想い…
そんな名シーンが詰め込まれた涙腺崩壊の戦いでした。
猗窩座から何度も鬼に勧誘されるものの己の意志、生き方を貫き、炭治郎たちに柱としての背中を見せた煉獄さんの生きざまに感動した人が多かったのではないでしょうか。
3位:vs童磨
3位:vs童磨
上弦の弐:童磨との戦いが2位となりました。
童磨とは、蟲柱の胡蝶しのぶ、カナヲ、伊之助が戦っています。
無限城で最初に童磨に遭遇したのはしのぶさん。
姉のカナエの仇である童磨と対峙し、突きと毒で戦いますが、やはりそこは上弦の弐の強さ、最期は童磨に吸収されてしまいました。
吸収されかけている所にカナヲが登場。
怒りに震えながら持ち前の動体視力を活かして戦うも日輪刀を奪われてしまいます。
そこに更に伊之助が登場。
カナヲと伊之助、身体能力が抜きんでている2人で戦うものの、童磨の強力、凶悪な血鬼術によって童磨本体へ近づくことが出来ず、勝利への糸口がなかなか見つからないまま2人も追い詰められていきます。
いよいよ危ないとなった時に、しのぶが準備していた対童磨の作戦。
童磨に致死量の毒を与えるために、体中に藤の毒を巡らせておく、そして女を食べることに執着のある童磨にあえて食べられる、という捨て身の最終作戦が発動します。
人の想いの強さ、絆を侮ったこと、そして傲慢であるために彼らに自分に毒を巡らせる時間を与えてしまった童磨はしのぶ、カナヲ、伊之助に倒されてしまいました。
しのぶさんの最期に関しては感動もそうですが、鬼への執念、そして姉・カナエの仇を絶対にとるんだという強い思いを感じることができ、感動した人も多いのではないでしょうか。
「侮るなかれ 人の想いを」という煽り文もそうでしたが、人の想いの強さ、それが原動力となる、という鬼滅の刃らしい戦いでした。
最期の胡蝶姉妹の笑顔がとても素敵でしたよね。
2位:獪岳vs善逸
2位:獪岳vs善逸
鬼となった善逸の兄弟子の新上弦の陸である獪岳。
獪岳が鬼となったことで、善逸の育手である桑島慈悟郎は腹を斬って自害。
それを柱稽古の際に手紙で知った善逸は獪岳を倒す為に、自分だけの型、雷の呼吸漆ノ型:火雷神を編み出します。
無限城で出会った二人はその態度も両極端で、怒りに震える善逸と、善逸、桑島は自分を認めなかったから悪である、と嘲笑する獪岳の対比が印象的でした。
上弦との戦いとしてはあっけない感じでしたが、獪岳と善逸の因縁、そして善逸の火雷神のインパクトで印象に残っていた人も多かったのではないでしょうか。
ただ獪岳を倒しただけではなく、「この技でいつかあんたと肩を並べて戦いたかった」という善逸のセリフも、善逸のまっすぐさと悲しみを現しているようで涙を誘いました。
そして、善逸が眠った状態ではなく覚醒した状態で戦ったのはこれが初めてです。
桑島の死で善逸の中で何かが変わったのでしょう。
眠らなくても戦えるようになっています。
1位:vs猗窩座
1位:vs猗窩座
1位は炭治郎、冨岡義勇と猗窩座との戦いです。
猗窩座は人間時代のエピソードももちろん、鬼になってからのこだわりも含め常に人気の高い鬼です。
煉獄杏寿郎を炭治郎の目の前で倒した、炭治郎にとって因縁の深い鬼です。
猗窩座の圧倒的な強さと、その中で冨岡義勇が痣を発現したものの、相手の闘気を関知し、動きを読み取る猗窩座の破壊殺・羅針と、そもそもの猗窩座の強さで義勇さんはじりじりと追い詰められてしまいます。
そんな中、炭治郎が痣の発現に加えて、透き通る世界に至り、猗窩座の首を斬りました。
煉獄さんとの因縁もあり、炭治郎の想いが特に強く、激戦となりました。
兄弟子の義勇さんとの連携、そして煉獄さんとの仇をとった炭治郎の成長にも心を動かされましたが、猗窩座の悲しい過去が話題になった戦いでもありました。
最期は首を斬られても再生を始めた自分を滅して、炭治郎に感謝しながら自ら死を選ぶ、という姿も潔く、人気のポイントなのでしょう。
そんな上弦の参:猗窩座との戦いが1位でした。
如何でしたでしょうか?今回は、鬼滅の刃の中で数ある戦いの中でこれは!という戦いをランキング形式でご紹介してきました。
他にもこんなすごい戦いがあったよ!等ご意見ありましたら是非教えてくださいね。
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